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アンカー 2 Sala de descanso 2020. 8.4última actualización 2022.02.09 menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Aquí se incluyen explicaciones complementarias para cada página. Está escrito en japonés. 感謝の言葉をめぐってー「ありがとう」「すみません」など (内藤 俊史・鷲巣奈保子、2020) 感謝とは何か」のページへもどる 人から恩恵を受けたとき、私たちは、恩恵を与えてくれた人やものに対して、いろいろな方法で感謝を伝えようとします。そこで用いられる言葉は、「ありがとう」「すみません」等、多様です。それらの言葉の使用やその背景となる心理は、社会言語学者によって検討されてきました。ここでは、それらの研究結果のいくつかを紹介します。 「感謝系」と「謝罪系」 他者から恩恵を受けたときに使われる言葉にはいろいろなものがありますが、それらは「感謝系」と「謝罪系」として分類されることがあります(例えば、岡本 1991、1992 )。前者は、「ありがとう」という言葉のように、恩恵を与えてくれた対象に対する愛着や尊敬を含むポジティブな感情を含む言葉です。そして後者は、「すみません」のように、恩恵を与えてくれた対象に対して、負い目や後悔など、ネガティブな感情も含む言葉です。 以下に、それぞれの言葉の来歴などについて紹介します。 「感謝とは何か」のページへもどる 「ありがとう」感謝系 感謝は、さまざまな言葉によって表現されます。東京では、「ありがとう」「ありがとうございます」がよく用いられます。各地の方言をみると、関西地方では「おおきに」、島根県や愛媛県では「だんだん」が方言として知られています。ところで、「ありがとう」の語源は、「有り難し」とされます。つまり、あるのは難しい、つまり、存在し難いこと、貴重なことという意味であり、仏教の世界で貴重な教えなどに対して用いられたものが、近世以降、感謝を意味する語として人間に対しても用いられるようになったといいます(山口、1988)。 「すみません」謝罪系 「すみません」という言葉は、感謝を表現するときだけではなく、謝罪の際にも用いられる言葉であり、その使用や背後に想定される心理について、内外の社会言語学者の関心を集めてきました(例えば、Coulmas、1981: 岡本、1991、1992: 三宅、1993)。 歴史的には、謝罪のために用いられた言葉が感謝を表すために使われるようになることは古くからみられるそうで、江戸時代には「はばかり」、明治以降は「すまない」という言葉がその例であるといわれます(西村、1981)。また、「かたじけない」という言葉は、現在でも時代劇などで聞くことがあります。この言葉は、平安時代からある言葉で、「すまない」とほぼ同義であったようです。 民俗学者の柳田国男によると、すまないとは、心が澄んでいないという意味であり、相手が自分に対して期待以上の不釣り合いな行為をしてもらったために、自分の心が安らかではないという意味であるといいます (柳田、1964)。 「感謝とは何か」のページへもどる 二つの言葉はどのように使い分けられるのか それでは、現代において、謝罪の際にも用いられる「すまない」という言葉を初めとする謝罪系の言葉と、もっぱら感謝の目的で用いられる「ありがとう」などの感謝系の言葉は、どのように使い分けられているのでしょうか。 佐久間 (1983)は、「許しを乞う気持ち-自責-恐縮-喜びという心理の連続線に沿う形で、「ごめんなさい」-「すみません」-「恐れ入ります」-「ありがとう」という言葉が用いられるという説を提案しています。また、自己志向-他者志向という区別を用いて、「ありがたい」と「すまない」という言葉の使用について説明をしています。すなわち、自己の利益に焦点を当てた場合に「ありがたさ」が強調され、他者に向けられたときに「すまなさ」に焦点が当たるのだといいます。 これらの図式は、その後の言語学における実証的な研究に影響を与えています。研究の一つを紹介します。 岡本(1991、1992)は、女子短大生(104 名)に感謝の生じる場面を示した上で回答を求め、その回答を感謝型(感謝、ありがとう)、謝罪型(すみません、ごめんなさい)に分類しました。その結果、感謝型の使用頻度は、相手の負担の大きさ,話し手の負目と負の相関があり、気楽さ、気分の良さと正の相関が見られました。また、関係が親密であるほど、感謝型の言葉が用いられました。他方で、謝罪型の使用は、これらと逆の相関のパターンを示していました。相手のコストが大きな影響を与えますが、別の要因も関与していて、贈物を贈る場面ではコストがそれほど小さくないのに謝罪型に比べて感謝型が多用される傾向がありました。 他者への負担に関心が向く場合に「謝罪系」、そして自己の利益へ関心が向く場合に「感謝系」という図式は、私たちの言葉の使い方を省みると、説得力がありそうです。 三宅(1993)は、「すみません」という言葉が、恩恵を与えてくれた人に負担がないときには使えないことを指摘し、そのことは、「すみません」という表現には恩恵を与えた者の負担が関わることを意味すると主張しています。 私なりに説明を加えれば、 買い物をしたお客さんに対して、店員は「ありがとうございます」とはいっても「すみません」とはいいません。募金箱に募金をしてくれた人に、「ありがとうございます」とはいっても「すみません」とはいいいません。どちらも、相手の負担を慮るような場面ではないからです。これらは、すまないという言葉が、相手の負担に対する気持ちを表現するものであり、負担に言及することが適切なときにのみ用いられることを示しています。 まとめ 恩恵を受けたときの言葉による対応としては、謝罪系と感謝系があります。ともに、相手に感情を伝えることには変わりはありませんが、それぞれ、相手の負担に関心が向く場合、そして自己の利益に関心が向けられる場合に用いられます。もちろん、それらの言葉の選択に影響する要因は、その他にもあるでしょう。例えば、恩恵を受けた者と与えた者との関係をあげることができます。身近な人物からの援助と見知らぬ人からの援助では、感謝やすまなさの表現の仕方が異なることは確かです。例えば、親密な関係にある人からの援助に対して、「すみません」と言ってお礼をしたときに、「みずくさい」と言われた経験をもつ人もいるでしょう。 なお、私たちが、「すまない」「ありがたい」という言葉を用いているからといって、それらに対応して「すまないという心」「ありがたいという心」が存在すると考えるのは、必ずしも正しいとは限りません。 謝罪系と感謝系の言葉が、それぞれどのような心理的メカニズムによって生み出されるのかが、さらに明らかになることを期待します。 感謝とは何か」のページへもどる 文献 Coulmas,F. ( 1981). Poison to your soul in: Thanks and apologies contrastively viewed. In F. Coulmas (ed.), Conversational routine . The Hague: Mouton, 69–91. 三宅和子. (1993). 感謝の意味で使われる詫び表現の選択メカニズム: Coulmas (1981) の indebtedness 「借り」 の概念からの社会言語的展開. 筑波 大学留学生センター日本語教育論集, (8), 19-3 8. 西村啓子(1981)「感謝と謝罪の言葉における<すみません>の位 置」.日本文学 ノート.第16 号, 宮城学院女子大学日本文学会. 岡本真一 郎. (1991). 感謝表現の使い分けに関与する要因.人間文化: 愛知学 院大学人間文化研究所紀要, 6, 95-105. 岡本真一郎. (1992). < 論文> 感謝表現の使い分けに関与する要因 (2):「ありがとうタイプ」 と 「すみませんタイプ」 はどのように使い分けられるか. 愛知学院大学文学部紀要, 22, 35-44. 佐久間勝彦(1983). 感謝と詫び. 水谷修編 話しことばの表現講座日本語の表 現3, 筑摩書房, 54-66. 山口佳紀 編 (1988). 暮らし言葉語源辞典. 講談社. 柳田国男 (1964). 毎日の言葉. 角川書店. users become familiar with your brand. 「感謝とは何か」のページへもどる 感謝の定義をめぐって (内藤俊史・鷲巣奈保子、2 020 ) 「感謝とは何か」のページへもどる 以下の内容は、次の論文の一部を加筆修正したものです。 内藤俊史(2012) 修養と道徳――感謝心の修養と道徳教育 .『人間形成と修養に関する総合的研究、 野間教育研究所紀要』、51 集、529-577. 感謝の定義について、さらに一歩 踏み込んで考えてみます。 人によっては、感謝は、あらためて考える必要を感じさせないほど、自明の感情かもしれません。しかし、多くの言葉と同様に、いざその語意や定義を考えるとなると難しさに直面します。以下は、感謝は何かという問いに対する私たちの探究のまとめです。 なお、諸外国、特に欧米における論議も参考にしますが、英語の gratitude や thank が、日本語の「感謝」や「ありがたい」と同等なのかという問題もあります。しかし、その重要性は認めつつも、ここでは、言語間の差異については、考察の対象から除きます。 行為としての感謝と 心としての感謝 感謝は、行為としての面と、心としての面があります。この点について、辞書における記述を出発点として説明をしたいと思います。 「感謝」 ありがたく感じて謝意を表すること。「―のしるし」「心から―する」(『広辞苑』第6版 岩波書店、2008 年) この説明では、「ありがたく感じること」と「謝意を表すること」が感謝に含まれています。ということは、それら二つがともなって初めて感謝と呼ぶことができるという意味として解釈できます。言いかえれば、表現されて初めて感謝という言葉を適用することができるということになります。 しかし、次のように批判する人もいるでしょう― 表現されない感謝の気持ちについて話題にすることはあるのではないか。それらは感謝に含まれないのだろうか。 このことは、むしろ感謝の多面性を示しています。つまり、「感謝をする」ことには、感謝の気持ちをもつという心理的な側面と、感謝を行為で表すという二つの側面があり、「感謝」という言葉がどちらの側面を意味するか (あるいは両方を含んでいるのか )は、その言葉の用いられた文脈に依存すると考えられます。 あらためて、感謝のそれぞれの側面の説明を加えたいと思います。 第一の感謝の側面は、個人のもつ感情としての感謝です。私たちは、恩恵を与えてくれたものに対してありがたいという感情をもちます。私たちが、感謝という語から連想する内容の一つは、ありがたいまたは感謝という気持ち、感情です。 感謝の第二の側面は、社会的行為としての感謝であり、ここで仮に「感謝行為」と呼ぶものです。それは、相手に対して感謝を表現する行為であり、他の人に「ありがとう」と言う場合がその典型です。それは、言語学者のオースティン(John, L. Austin)による言語行為論が専ら焦点を当てて分析をした、言語の働きの側面です (Austin, 1962/1972)。 つまり、「約束します」と発言することが、単に私が約束をしているという事実を相手に伝えているのではなく、ある行為の実行の責任をもつことを宣言する社会的行為であるように、「ありがとう」「感謝します」と発言することは一つの社会的行為なのです。相手が施してくれた行為を自分は受け入れること、自分は相手に対して敬意をもつこと等を相手に宣言することになるのです。それは、自分の気持ちを単に記述しているというよりも、相手に対して自分の態度を宣言する社会的な行為なのです。 「感謝とは何か」のページへもどる 心としての感謝の性質 これまで、感謝が、心と行為の双方の面をもつことを指摘しました。私たちの主たる関心は、行為としての感謝の背後に想定される心としての感謝です。 それでは、感謝の心とは、 どのような心を指しているのでしょうか。言いかえれば、感謝の心と呼ばれるためには、どのような性質をもたなければならないのでしょうか。 18 世紀のイギリスの哲学者-経済学者であるアダム・スミス(Adam Smith)は、 道徳的感情に関する著書『道徳感情論』(1759/2003)の作者としてもよく知られていますが、その著書の中で、感謝が適格であるための以下の規準を提案しています(Smith, 1759/2003)。 a. 感謝される者(恩恵を与えた者 )は、望ましいまたは受け入れられ得る行為によって恩恵を与えたこと (恩恵を与えた行為の望ましさ) b. 感謝される者(恩恵を与えた者)は、他からの強制による行為によって恩恵を与えていないこと、あるいは役割義務に従って恩恵を与えたものではないこと (行為の主体性) アダム・スミスによる条件は、私たちの常識的な考えにそっていると思われます。例えば、ある人が不正を犯して援助をしてくれたとき、私たちはその相手に感謝をしたり、感謝の気持ちをもったりすることにためらいを感じるでしょう(a)。また、他から強制されて行われた援助を受けたとしても、その援助者に対して感謝の感情をもつことにはためらいを感じるでしょう(b)。 一方、アメリカ合衆国の哲学者であるロバーツ (Roberts, C. R.)は、これまでの哲学者による論議をふまえて、感謝 gratitude の意味について論じています(Roberts. 2004)。ロバーツ は、感謝の定義をすることの難しさを指摘した上で、「感謝」と呼ばれるに値するための十分条件 (条件を充たしていれば必ず該当するが、充たしていなくても該当する場合もあります)を示すことはできるとして、次のような条件を十分条件としてあげています。 (a)感謝される者は、義務によってではなく相手を助けたいという意思によって助けたこと (b)感謝をする者は、広い意味での利益を受けたこと (c)感謝をする者は、負債と愛着の感情を、恩恵を与えてくれた者に対してもつようになったこと (a) は、次のことを意味しています。感謝される者は、誰かから命令されて恩恵を与えたのではなく、また自分の利益のために恩恵を与えたのではなく、相手を助けたいという意思のもとに恩恵を施していること。また、(b) は、感謝する者が、物質的な利益に限らず、心理的、精神的なのを含めて広い意味での利益を得ていることを意味します。最後に、(c) は、恩恵を与えてくれたものに対する感情を示しています。この感情については、それが多分に主観的な面も否めないため、異なる考えもあり得ます。 たとえば、哲学者のイマヌエル・カント(Kant, Immanuel)は、著書『人倫の形而上学』のなかで、尊敬や敬意が、感謝において重要な要素であることを指摘しています(カント、1797/1969)。カントによれば、もし感謝というものが、受けた恩恵に対する「負債-借り」の感情にすぎないのであれば、「借り」を返せば感謝の感情も消え失せるはずです。しかし、実際にはそのようなことはなく、十分に借りを返したとしても、感謝の感情はなくならないでしょう。なぜなら、感謝には、尊敬という要素が含まれているからだといいます。カント は、(c) で述べられている感情のなかに、尊敬や敬意という感情を含めるべきであると考えています。 先に述べたように、Roberts は、十分条件として以上の三条件をあげていますが、感謝が必ずもたなければならない条件(必要条件)については述べていません。確かに、Roberts のあげている条件を、必要条件としてしまうのは難しいでしょう。例えば、自然に対して私たちは感謝をしますが、自然が、(a) で述べられているように意図をもっていると言い切るのは難しいでしょう。 「感謝とは何か」のページへもどる 心理学における「感謝」 それでは、心理学では、どのような心理的現象を感謝として扱っているのでしょうか。初めに、最近の傾向から話を進めます。 21 世紀以降の心理学、特にアメリカ合衆国の心理学の世界では、ポジティブ心理学の影響を受けた定義が広く受け入れられています。以下に、一例として、Tsang (2006)による定義をあげます。 “a positive emotional reaction to the receipt of a benefit that is perceived to have resulted from the good intentions of another “(Tsang, 2006, p.139) この定義は、感謝という概念について多くの人々がもつプロトタイプ(概念のなかの典型)といえるかもしれません。 しかし、感謝の心がポジティブな反応であるということに、物足りなさを感ずる人もいるでしょう。つまり、感謝という言葉には、ポジティブな感情だけではなく、助けてくれた人への負債感を初めとした様々な感情が含まれているのではないかという懸念です。 感謝をポジティブな感情とする傾向は、20 世紀後期から始まるポジティブ心理学の影響によると考えられます。ポジティブ心理学とは、20 世紀後期、アメリカの心理学会の会長であったセリグマン (Seligman, M.E.P.) が提唱した心理学研究の方向であり、従来の心理学が不適応や疾病に対して、もっぱら焦点を当ててきたことに対して、幸福や希望などの人間のポジティブな側面についての研究の重要性を唱えましました。ポジティブ心理学の主張を背景に、ポジティブな感情としての感謝に光が当てられることになり、21 世紀以降、アメリカ合衆国に限らず多くの国々において研究が行われています。 なお、Macullough ら(2001)によると、感謝が心理学において見過ごされてきたという点は、他の多くのポジティブな感情にもいえることですが、感謝に固有な理由も考えられるといいます。すなわち、援助を受けたときに感じる感謝は、心理的負債感等の他の感情に還元されてしまったこと、また、感謝が礼儀の一つとして理解され、そのため社会のあり方に起因するものとみなされ、心理学ではなく社会学の対象に相応しいと考えられてきたためだといいます。 私たちは多様な感情を経験しますが、そのなかの一部である「ポジティブな感情」としての感謝は、心理学ではあまり関心をもたれてはきませんでした。それは、アメリカ合衆国に限らず、日本を含む多く国々おいても同様です。その意味で、ポジティブな感情としての感謝にあらためて光を当てることの意義は大きいと考えられます。 しかし、他方で、感謝の心のなかに負債感等の感情を含めるべきであるという考えもあります―感謝はポジティブな感情とともに負債感などを含む総体としての感情であり、様々な要素を含む全体としての感謝のあり方を探究する必要があるという考えです。 感謝と呼ぶ対象をポジティブな感情に限定するべきか、それとも感謝をより広く負債 感等を含むものとするべきかは、難しい問題です。しかし、確かなことは、恩恵を受けたときに、多くの場合、ポジティブな感情とともにネガティブな感情が経験されることであり、それらの間の相互作用の解明が求められていることです。 「感謝とは何か」のページへもどる 文献 Austin, L. J. (1962/1978). How to do things with words. New York: Harvard University Press.(坂本百大訳. 言語と行為. 大修館書店、1978 年). Kant, I .(17971969). Die Metaphysik der Sitten. Königsberg : Bey Friedrich Nicolovius. (吉沢伝三郎・尾田幸雄訳. カント全集第 11 巻 人倫の形而上学. 理想社,1969 年). McCullough, M.E., Kilpatrick, S. D., Emmons, R.E. & Larson,D.B.(2001). Is gratitude a moral affect? Psychological Bulletin, 127 , 249-266. McCullough, M. E. (2002). Savoring life, past and present: Explaining what hope and gratitude share in common. Psychological Inquiry, 13(4), 302-304. Roberts, C.R. (2004). The blessings of gratitude: A conceptual analysis. In R. A. Emmons & M. E. McCullough (Eds.), The psychology of gratitude .New York: Oxford University Press. (pp.58-78). Tsang, J. A. (2006). Gratitude and prosocial behaviour: An experimental test of gratitude. Cognition & Emotion, 20(1), 138-148. Smith, Adam (1759/2003). The theory of moral sentiments, first edition. London: A. Miller. (水田洋訳.『道徳感情論』,岩波書店. 2003 年). 道徳的な力としての感謝 (内藤俊史・鷲巣奈保子 2020.8.4 最終更新日 2024.5.29) このセクションの最後に、感謝のもつ力の一例として、「感謝の道徳的な力」について説明をします。 アメリカ合衆国の心理学者のマッカラ(McCullough, M.E.)らは 、感謝が、人から助けられるなどの道徳的な事柄によって生じること、そして他の人々を助けるなどの道徳的な行為を生み出すことから、「道徳的感情」と呼ぶに相応しいと主張しています(McCullough 他, 2001)。後者は、道徳的な力をもつ感情であるといってもよいでしょう。 そこで、なぜ感謝が道徳的な力なのかを、マッカラらの主張にもとづいて説明します。 a .感謝の心は、道徳的な行動を生じさせること 感謝の心は、恩恵を与えてくれた人に対する恩返しの行動を生みます。それも道徳的行動の一つといえるでしょう。しかし、それだけにとどまりません。感謝の気持ちをもつと、恩恵を与えてくれた相手だけではなく、その他の人々の幸福を目的とした行動への意欲が高まります。 b. 感謝は相手との関係を道徳的な関係に変えること マッカラらは、感謝は「道徳的バロメーターmoral barometer」であるといいます。他の人に助けられたとき、単に「うまくいってよかった」「助かった」という感情だけではなく、感謝の気持ちをもったとき、お互いの関係は一変します。そこには、利害関係とは別のいわば「人と人との関係」「道徳的な関係」が芽生えています。見方を変えれば、感謝の気持ちの有無は、その関係が道徳的なものであるかどうかを示しています。 私たちの言葉でいえば、感謝は、関係を道徳的な関係に変える力をもちます。 文献 相川充・矢田さゆり・吉野優香 (2013). 感謝を数えることが主観的ウェルビーイングに及ぼす効果についての介入実験.東京学芸大学紀要 総合教育科学系1,64, 125-138. Cregg, D. R., & Cheavens, J. S. (2021). Gratitude interventions: Effective self-help? 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Gratitude and depressive symptoms: The role of positive reframing and positive emotion. Cognition & emotion, 26(4), 615-633. Lee, L, K., Choi, H. I., &, Lyubomirsky, S. (2013). Culture matters when designing a successful happiness-increasing activity. Journal of Cross-Cultural Psychology, 44(8), 1294-1303. Lin, C. C. (2019). Gratitude, positive emotion, and satisfaction with life: A test of mediated effect. Social Behavior and Personality: an international journal, 47(4) , 1-8. Ma, L. K., Tunney, R. J., & Ferguson, E.(2017). Does gratitude enhance prosociality?: A meta-analytic review”. Psychological Bulletin, 143(6), 601-635. McCullough, M. E., Emmons, R.A., & Tsang, J (2002).The grateful disposition:A conceptual and empirical topography.Journal of Personality and Social Psychology, 82, 112–127. Naito, T. and Washizu, N. (2015). Note on cultural universals and variations of gratitude from an East Asian point of view. International Journal of Behavioral Science 10(2), 1-8. Portocarrero, F. F., Gonzalez, K., & Ekema-Agbaw, M. (2020). A meta-analytic review of the relationship between dispositional gratitude and well-being. Personality and Individual Differences, 164, 110101. Unanue, W.,Gomez Mella, M. E.,Cortez, D. A.,Bravo, D.,Araya-Véliz, C.,Unanue, J., & Van Den Broeck, A. (2019). The reciprocal relationship between gratitude and life satisfaction: Evidence from two longitudinal field studies. Frontiers in Psychology, 10, 486254. Wood, A. M., Froh, J. J., & Geraghty, A. W. (2010). Gratitude and well-being: A review and theoretical integration. Clinical Psychology Review, 30(7) , 890-905. 高齢者における家族と先祖への感謝 (内藤俊史・鷲巣奈保子、2021) 「感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 高齢になると、これまでの自分の人生を意味づけるという課題をもちます。しかし、他方で、活動の範囲は縮小し、他者との関係も狭く具体的になる傾向があります。このような限界のなかで、自分の人生を長い歴史と広い世界のなかで位置づけるのは容易なことではないはずです。文化は、人々が人生の意義を理解するための世界観-歴史観を、高齢者にふさわしい形で提供しているようにみえます。 この点について考察した私たちの小論文を掲載します。 Naito, T., Washizu, N. (2021). Gratitude to family and ancestors as the source for wellbeing in Japanese. Academia Letters, Article 2436. https://doi.org/10.20935/AL2436 原文は英語ですが、日本語訳を掲載します。ただし、引用文献欄は英語表記のままになっています。 「 感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 感謝gratitudeに関する心理学の研究は、この20年間の間に急速に増加しましたが、なかでも感謝とwell-beingの関係は、感謝の研究の一つのトピックスとして多くの研究が行われています。最近行われたmeta analysisによると、感謝特性は、well-beingの様々なaspectsと、有意な正の関連があることを示しています(e.g., Portocarrero, Gonzalez, & Ekema-Agbaw, 2020; Jans-Beken, Jacobs, Janssens, Peeters, Reijnders, Lechner, & Lataster,2020). 感謝は、その理念的な意味において、感謝をする者と感謝をされる者との間に相互的な敬意が存在することを前提としています(Kant, 1991)。そのような感謝のもつ性質を考えれば、感謝は、相互に信頼し敬意をもつ関係のもとで、自分が支えられているという認識の表現でもあります。このように考えれば、感謝とwell-beingの関係についての上記の研究結果は、驚くことではありません。 しかし、さらに次のような問いが生じます。感謝とwell-beingの関係のあり方は、青年期、成人期など、どの年齢(発達)レベルにおいても同じだろうか? どのような相手に対して、どのようなことに対して感謝をすることが、各発達段階におけるwell-beingに結び付くのであろうか? この問いに対して答えるためには、それぞれの年齢段階における感謝とwell-beingの関係の在り方を明らかにする必要があります。この小論文では、高齢者に焦点を当て、高齢者における感謝とwell-beingの関係を、日本における高齢者における感謝に関する研究をもとに考察します。 「 感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 高齢者の特徴 初めに、高齢者の一般的な特徴として明らかなことは、体力的に自己の活動可能な領域が狭くなること、自分の正の限界(死)を意識すること、自分の生涯の意味を理解しようとすることです。Erikson (1950) は、生涯にわたる心理的発達の8つの段階を提唱しました。第8段階は「誠実対絶望」の段階で、この段階で人々は自分の人生を歴史的文脈の中で評価し、最終的には死を穏やかに受け入れるという課題を引き受けます。 高齢者のwellbeingをどのように高めるかは、多くの国々の課題となっています。一方、高齢者における感謝の特徴については、次のような知見が得られています。Chopik, Newton, Ryan, Kashdan,and Jarden (2019)は、感謝特性が、年齢とともに増加することを示唆しています(N=31206、age range15 to 90 years)。彼らは、3つの調査を実施し、その結果、一貫して、高齢者 は、中年と若い大人たちより、より大きな感謝特性を示しました。 また、感謝特性とwell-beingとの関係については、Portocarrero, Gonzalez, and Ekema-Agbaw, (2020)は、meta analysisによって、高齢者において、感謝特性とwellbeingの関連は、より強いことを示しました。高齢者において、感謝特性が高く、また、well-beingとの関係がより強いとすれば、それはどのような要因によるのでしょうか。一つの可能性は、高齢者以外の人々、すなわち青年や若い成人においては、well-beingに対して、職業の達成などの要因がより多く関与しているからでしょう。そして、高齢者の感謝特性の高さは、自分の幸福の原因を探索する機会の増加と実際に他に起因する幸福が増加するためと考えられます。 「 感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 高齢者の感謝についての二つの両極的な立場 高齢者のこれらの性質について、主に二つの心理学的な説明がこれまでなされてきました。それらは、社会情動選択性理論と老年的超越理論です。 社会情動的選択性理論は、高齢者が感謝をより多く経験することを、次のように説明します(Chopik et al., 2017; Killen, & Macaskill, 2015)。(a)年齢を重ねるにつれ、人は自分の寿命が限られていることを意識します。(b)この意識により、人は個人的にポジティブで意味のある出来事を選択性し、ポジティブな価値を持つ刺激により多くの注意を払い、記憶するようになります。(c)(b)を確保するための一つの方法は、親しい重要な他者との社会的交流に専念し、親密で健康的な関係を維持する努力をすることです。(d)感謝の気持ちは、こうした親密でポジティブな他者との関係を促進します。 二つ目の説明は、Tornstam (2011) によって提案された 老年的超越理論に基づくものです。この理論は、ユングの理論、禅仏教とともに、高齢者の質的データに基づいています。この理論によると、(a)高齢化の過程で、人々は物質主義的・合理主義的な視点から、より宇宙的・超越的な人生観へと移行します。(b)人々は過去の世代への親近感を高め、表面的な社会的交流への関心を低下させます。 (c)社会情動的選択性理論とは対照的に、この理論では、人々はしばしば宇宙と密接な共感関係を感じ、この文脈で生と死を再定義することを提案します。そして、(d)すべてを包み込む宇宙への感謝の気持ちを持つようになると考えます。 これら二つの理論が描くgratitudeの姿は対照的です。そして、感謝の対象について、具体的-抽象的という次元を示しています。すなわち、今現在の身近な人々への志向性対、宇宙論的な時間―空間への志向性です。また、次のような論点を示唆しています。すなわち、老年的超越理論の描く感謝のあり方は、Eriksonの自我発達段階における老年期の発達課題を解決するあり方として、解釈することができます。しかし、社会情動的選択性理論の描く感謝のあり方については、次のような問いが生まれます。すなわち、社会情動的選択性理論によって描かれるような感謝のあり方をもつ高齢者は、どのようにして、歴史的脈絡において自分の生を価値づけるという発達課題を達成できるのでしょうか。 この点について、高齢者についての日本の研究結果は、示唆的です。 「感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 老年的超越性に関する日本における研究 日本における老人的超越に関する研究は、身近な者への限定的な感謝が、広い世界における自己の生涯のもつ意義の発見、そしてwellbeingへのつながりについて、新たなあり方を提案する可能性があります。 Masui, Nakagawa,Gondo,Ogawa,Ishioka,and Tatsuhira (2010)は、Tornstamによる老人的超越gerotranscendenceの概念を、日本において適用することを試みました。すなわち、Tornstamによるインタビューガイド( Tornstam, 1997)を用いて、日本人のeldersを対象にして、 インタビュを行ないです、その結果をもとに、日本版の老年的超越gerotranscendenceの質問紙尺度を作成した。その結果、Masui et al.は、Tornstamによるframeworkは、基本的には日本の高齢者の反応にも当てはまるが、あてはまらない点も見出しました。すなわち、日本の高齢者は、インタビューにおいて、宇宙的な視野をもつのではなく、現実の家族、死んだ夫や妻、先祖とのつながりに言及しました。さらに、Ono & Fukuoka (2018)は、高齢者におけるつながりの意識についてインタビューを行っていますが、「夫が死んでから,お仏壇を拝むようになりました. 普段思い出すことは少ないけれど,ときどき夢にでてきます」「両親については最近あまり考えないけどお墓参りには月に1回くらい行きます」などの発言が得られた。加えて、Ono & Fukuokaは、このようなつながりの意識がwell-beingと関連することを、質問紙調査によって、見出しています。 これらの回答は、一見、社会情動的選択性理論の描く高齢者の感謝と同じです。しかし、日本の伝統的な死生観を考慮したときに、また別の様相が浮かんできました。これらの日本における高齢者の回答を理解するためには、日本の伝統的な宗教的信念を知ることは、有用と思われます。それは、日本社会における先祖崇拝です。 先祖崇拝とは、「祖先として認識されている死者の超人的な力に対する信仰と、それに基づく儀式の総体」(森岡、1984)を指します。 「感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 日本における先祖崇拝の一般的な特徴は以下です。 · 人は死後、短期間の儀式の後、原則として親族の墓に葬られ、霊となります。 · 霊は、現在生存している直系の子孫を中心とした親族によって供養されます。また、霊は、生存している子孫を見守ます。 · 霊は、年に何回か、数日間にわたって、家に迎えられて、現在生きている親族とともに過ごすとされる期間があります(盆など)。 · 霊は、最終的には、山や海などに移り、個別性のない先祖の神となり、生きているものを見守ます。 祖先崇拝とそれに基づく儀式(盆Bonなど)は、死後の世界と現世の関係のイメージを、日本人に提供してきました(現在でも、盆の期間には、多くの日本人が、先祖の墓や実家に訪れます)。そして、前に引用した日本の高齢者による、先祖や、先に死んだ者たちとの親しみと感謝は、先祖崇拝の背後にある世界観、歴史観を背景にしています。一言でいえば、具体的で身近な親族との絆を確認し、そして彼らへの感謝を感じることは、背後にある先祖や自然への感謝でもあるのです。 ただし、ここで述べておかなければならないことは、最近の日本における先祖崇拝の変化です。祖先崇拝は、日本の伝統的な家制度と密接に結びついてきました。そして、長男が家を次ぎ、先祖崇拝の儀式をうけもつという制度を前提としています。しかし、第二次大戦以降、人々の自由な移動、子供の減少など、祖先崇拝の慣習の維持管理が難しくなりつつあります(Matsumoto,1997; Morioka, 1984). 儀式の存続にもとづく家制度、さらに家制度にもとづく先祖を中心とした世界観をもつことの困難が生じています。 「感謝の発達 高齢期」 のページへもどる おわりに 私たちは、高齢者のwell-beingを高める可能な要因の一つとして、感謝に焦点を当てました。また、高齢者の感謝を説明する二つの理論として、社会情動選択性性理論と老年的超越理論をあげました。前者は、身近な対人関係に焦点を限定する傾向を示唆しますが、このような対人的傾向が、どのように自分自身の生涯の意義を見出すことができるのかはあきらかではありません。日本の高齢者の一部の反応は、この問いに対して、示唆的です。それは、先祖崇拝という文化的な背景にもとづく反応です。日本の高齢者の多くは、身近である他との密接な関係を述べ、ときに感謝を述べましたが、そのうちの一部は、親族や先祖との関係やそれらに対する感謝に言及しました。身近な者への感謝は、長く続く家という制度における自分自身の位置づけを提供します。このように、高齢者にみられる狭い物理的心理的世界において、文化的な信念は、ときとして、拡大された世界を目の前に提示します。それは、自分の生涯のもつ意義を感じる一つの在り方と考えられます。そして、現在の問題は、高齢者が新たな歴史-世界観をもつために、どのような援助が可能かということです。 「感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 文献 日本語の論文が英語表記のままになっています。 Chopik, W. J., Newton, N. J., Ryan, L. H., Kashdan, T. B., & Jarden, A. J. (2019). Gratitude across the life span: Age differences and links to subjective well-being. The journal of Positive Psychology, 14(3), 292-302.https://doi.org/10.1080/17439760.2017.1414296 Erikson, E. H. (1950). Childhood and society. NY: Norton. Kant, I. (1991). The metaphysics of morals (Die Metaphysik der Sitten) trans. M. J. Gregor, Cambridge: Cambridge University Press (Original work published 1797) Killen, A. and Macaskill,A. (2015). Using a gratitude intervention to enhance wellbeing in older adults. Journal of Happiness Studies, 16 (4), 947-964. https://doi.org/10.1007/s10902-014-9542-3 Jans-Beken, L., Jacobs, N., Janssens, M., Peeters, S., Reijnders, J., Lechner, L., & Lataster, J. (2019). Gratitude and health: An updated review. The Journal of Positive Psychology, 14(1), 1-40. https://doi.org/10.1080/17439760.2019.1651888 Kavedzija, I. (2020). An attitude of gratitude: older Japanese in the hopeful present. Anthropology & Aging, 41(2), 59-71. https://doi.org/10.5195/aa.2020.244 Matsumoto, Y.(1997). Daitoshi ni okeru senzosuhai to ieidou [Ancestor worship and movement of persons from their native lands in large cities], Religion and Society, 3, 137-158. Masui, Y., Gondo, Y., Kawaai, C., Kureta, Y., Takayama, M., Nakagawa, T., Takahashi, R., and Imuta, H. (2010). The characteristics of gerotranscendence in frail oldest-old individuals who maintain a high level of psychological well-being. Japanese Journal of Gerontology,32(1), 33-47. Masui, Y., Nakagawa, T.,Gondo,Y.,Ogawa, M.,Ishioka, Y.,Tatsuhira,Y.,....Takahashi, R. (2013). Nihonban Rounentekichouetsu shitumonshi kaiteiban no datousei oyobi shinraisei no kentou [Validity and reliability of Japanese Gerotranscendence Scale Revised (JGS-R)]. Japanese Journal of Gerontology, 35(1), 49-59. Morioka, K. (1984). Ancestor worship in contemporary Japan: Continuity and change in religion and family in east Asia. Senri Ethnological Studies Osaka, (11), 201-213. Naito, T. and Washizu, N. (2019). Gratitude in life-span development: An overview of comparative studies between different age groups. The Journal of Behavioral Science, 14(2), 80-93. https://so06.tci-thaijo.org/index.php/IJBS/article/view/174664 Ono,S. & Fukuoka, Y. (2018).Tsunagari no jikkan oyobi rounentekichouetsu karamita koukpkoureisya oyobi choukoureisha no shukantekikouhukukan [Subjective well-being in the old-old and the oldest-old from the perspective of the feeling of connectedness and gerotranscendence]. Kawasaki medical welfare journal 27(2), 313-323, doi/10.15112/00014434 Portocarrero, F. F., Gonzalez, K., & Ekema-Agbaw, M. (2020). A meta-analytic review of the relationship between dispositional gratitude and well-being. Personality and Individual Differences, 164, 110101.https://doi.org/10.1016/j.paid.2020.110101 「 感謝の発達 高齢期」 のページへもどる 感謝を表わす言葉のない社会(自他の結合性、援助の義務性と慣習化) (内藤俊史・鷲巣奈保子 2024) 「感謝の文化差・・」のページに戻る 文化つについてのセクションでは、感謝の普遍的な存在を前提とし、その上での文化的な相違を考えてきました。しかし、より根本的に、感謝のない社会はあるのかという問題があります。 ところで、感謝を短い言葉で特徴づけるとすれば、「自分と分離された他者が、自分の幸福に対して自発的に寄与したことに対する敬意や親しみの感情」ということになるでしょう。したがって、感謝が成立するためには、「自—他の分離が意識されること」、そして「援助行為などに関する自発性が認識されること」が必要です。逆に、自-他の区別がなく、また援助行為などが何らかの形で当然のこととされたり、義務化されたりしているとき、感謝は存在し難いでしょう。 ここでは、少なくとも感謝の言葉が存在しない文化の例を紹介します。感謝が大切にされる私たちの社会のあり方を、あらためて認識する契機を与えてくれるでしょう。 感謝を表わす言葉のない社会 文化人類学者の奥野(2018)によると、ボルネオ島に住む狩猟採集民族のプナンの人々は、「ありがとう」に該当する言葉をもたないといいます。何かを贈っても、「jian kenep」(よい心がけ)という言葉が使われることはあっても、感謝の言葉はありません。プナンの社会の特徴としてあげられる第一の点は、物を与えること(気前が良いこと)という強い規範があること、あるいは個人の所有欲を抑制する傾向が強いこと、第二に、共有という精神にみちていることです。共有という精神は、物に限らず、精神(知識や感情)、行動(共に行動する)について適用されます。 これらをみると、プナンの社会の特徴は、感謝の成立しにくい状況にみえます。感謝の多い社会とどちらの社会が好ましいかというよりは、感謝の社会的基盤や発生を考える貴重な材料になります。 文献 奥野 克巳 (2018). 『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』 亜紀書房 「感謝の文化差・・」のページに戻る 日本における老年的超越 (内藤俊史・鷲巣奈保子、2021) 「感謝の発達」 のページへもどる 一般的に、高齢になるとともに、身体的にも社会的にも、その活動範囲は狭くなっていきます。それは、当人にとっても快いことには見えそうもありません。しかし、高齢になるに従って、人々や世界についての見方に変化が生まれ、さらに平穏で幸福な日々を送るようになる人々も少なからずいます。 高齢期における感謝のあり方は、高齢期における幸福感やwell-beingとかかわりがありそうです。高齢になって、世話になっている周囲の人々への感謝、先立った人々への感謝は、それらの人々や広く世界との関係を深めるかもしれません。そして、広い世界と長い歴史における自分の生の意義を確認することに繋がるかもしれません。 このような観点からみて、興味深い研究が行われています。以下に説明する老年的超越についての日本の研究です。 増井 (2013)によれば、老年的超越(gerotranscendence)とは,高齢期に高まるとされる、「物質主義的で合理的な世界観から,宇宙的,超越的,非合理的な世界観への変化」を指し、スウェーデンのTornstam,L.によって提唱されました。高齢期、特に超高齢期と呼ばれる90歳以上の人々は、物理的な活動範囲が狭められますが、そのような心理的変化によって、幸福感を得るに至るとされます。 日本における老人的超越に関する研究は、興味深い結果を示しています。 まず初めに、増井ら(2010)は、Tornstam,L.によるインタビューガイドに基づいて日本の高齢者に面接を行い、その結果にもとづいて質問氏を作成しました。因子分析の結果、『「ありがたさ」「おかげ」の認識』を第一因子とする8つの因子を見出しました。それらは、おおむねTornstamが設けたカテゴリーと一致していました 次に、調査協力者の155名の超高齢者(平均88.4歳)のなかから、高次の生活のための機能が低いが心理的well-beingが高い超高齢者を抽出するために、GDS-5,健康度自己評価,PGC総得点,老研活動能力指標合計点を用いてクラスター分析を行い、これらの変数に欠損のない訪問調査参加者(149人)を分類しました。その結果、低機能高WB群は、低機能低WBと比較して、「無為自然」「社会的自己からの脱却」などの得点が高いという結果が得られました。しかし、『「ありがたさ」「おかげ」の認識』については差が認められませんでした。ただし、第一因子の項目の得点は高く、天井効果の可能性がある(後の論文で尺度の限界を自ら指摘している(増井他、2013))。 注目すべき点は、日本の超高齢者との面接によって得られた次のような内容です。 Tornstamは、「宇宙的意義の獲得」「自己意識の変化」「社会との関係の変化」という三つのカテゴリを設け、「宇宙的意義の獲得」において、過去、現在、未来の区別の喪失や場所の区別の喪失をあげましたが、日本の場合、それらの回答は得られませんでした。それにかわって、先祖や未来の子孫とのつながりを強く感じるようになるという日本独自の特徴がみられたことを報告しています。 小野・福岡 (2018)は、これらの研究が示すつながりの感覚の意義に着目し、「つながりの実感」という概念の意義を検討しています。ただし、つながりの実感尺度で、感謝の内容が直接的に含まれるのは23項目の一つです(「神仏に感謝することはありますか」)。高齢者後期(75歳から84歳)では、つながりの実感は、ADL老研式活動能力指標を統制した場合、老年的超越(増井らの改訂版日本老年的超越尺度)と有意な正の偏相関、また、超高齢者(85歳から97歳)では、つながりの実感は、同様にADL老研式活動能力指標を統制した偏相関をみた場合、老年的超越と正の有意な偏相関がみられました。 「感謝の発達」 のページへもどる 文献 増井 幸恵・権藤 恭之・河合 千恵子・呉田陽一・高山緑・中川威・高橋龍太郎・藺牟田洋美(2010). 心理的well-beingが高い虚弱超高齢者における老年的超越の特徴--新しく開発した日本版老年的超越質問紙を用いて. 『老年社会科学』, 32(1), 33-47, 増井 幸恵 (2013). 老年的超越研究の動向と課題 . 『老年社会科学』35(3), 365-373, 増井 幸恵・中川 威・権藤 恭之・小川 まどか・石岡 良子・立平 起子・池邉 一典・ 神出 計・新井 康通・高橋 龍太郎 (2013). 日本版老年的超越質問紙改訂版の妥当性および信頼性の検討. 『老年社会科学』35(1), 49-59. 小野 聡子 , 福岡 欣治 (2018). つながりの実感および老年的超越からみた後期高齢者および超高齢者の主観的幸福感. 『川崎医療福祉学会誌』27(2), 313-323. Tornstam L(1989). Gero-transcendence;Ameta-theoretical reformulation of the disengagement theory. Aging:Clinical and Experimental Research,1(1),55-63. トーンスタム,ラーシュ (2017). 冨澤 公子 (翻訳), タカハシ マサミ.『老年的超越―歳を重ねる幸福感の世界―』. 晃洋房. (Tornstam,L:Gerotranscendence;A Developmental Theory of Positive Aging. Springer Publishing Company, New York, 2005). 「感謝の発達」 のページへもどる 参考 ―年齢とともに変わる感謝の歌 「感謝の発達」のページに戻る 年齢を重ねていくとともに、感謝のあり方は変わっていきます。 それぞれの年齢層を対象としていると思われる感謝の歌(日本語)で、アクセス数の多い歌をリストしました。 それらの歌詞をみると、感謝が、それぞれの年齢で大切にされていることがわかります。しかし、それがどのような意味で大切なのかは、年齢によって異なるようです。 「感謝の発達」のページに戻る 注意 音声が出ます。広告が入ることがあります。 「ありがとう」歌 伊藤碧依、作詞・作曲小林章悟 卒園式や卒業式で歌われることがあると聞きます。子どもたちにこのような感謝の心が育って欲しいという願いのこもった歌。 「ありがとう」歌 いきものがかり、作詞・作曲水野良樹 これから共に生きて、幸せを分かち合う人に対する感謝の歌。2010年度上半期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌でした。 「ありがとうの唄」歌・作詞・作曲𠮷幾三 (約1分50秒後に歌が始まります) 年齢も少し高くなって、人生を振り返りながら、これまで出会った人、出会ったこと・ものに対して感謝をしつつ人生を終わらせるような生き方をしたいと願う歌。 「感謝」歌 坂崎幸之助、作詞北山修、作曲加藤和彦 (約60秒後に歌が始まります) 亡くなる人の立場からの感謝の歌です。 「感謝の発達」のページに戻る 小さな謎 感謝について考えていると、基本的な問題とは別に、興味深い問いに出会うことがあります。一見、些細な問いかもしれません。また、日本の文化固有の問いかもしれません。しかし、感謝の性質を考える上で、重要な問いに結びつくのかも知れません。それらの問いをあげます。ただし、このサイトでは「正答」は用意されていません。 義務として行われたことに対する感謝 強制や義務によって行われた行為は、感謝の対象にはならないといわれています。 そこで、次のような問いが生まれます。 「子どもを育てるのは親の義務なのに、なぜ、子どもは、親に感謝をしなければならないのでしょうか?」 「学校の先生は、教師としての義務を果たし、給与を得ています。なぜ、卒業の時に、生徒は先生に感謝をしなければならないのでしょうか?」 さらに、お医者さんや警察官に助けられたときはどうでしょか? これらの問いにどのように答えたらよいでしょうか。義務によって行われたことは、感謝を受けるに値しないという考えは、誤りなのでしょうか。そもそも、親や教師に感謝をすることが誤りなのでしょうか。 「感謝により関係が親密になること」―「親密な関係の下での感謝のみずくささ」のパラドックス 感謝の気持ちをもち、感謝を表すことによって、相手との関係は親密になるといわれます。しかし、親密さが増してくると、感謝をするのはみずくさいとされるようになります。一見、矛盾しているようにさえ感じます。この現象は、どのように説明されるのでしょうか。「人は感謝をすることによって、感謝のない関係を作る」ということでしょうか。 それとも、感謝の気持ちをもつことと、感謝の行為をすることとは別ということでしょうか。 なぜ、感謝を述べることは、照れくさいのでしょうか。 特に、実証的なデータを示す必要もないと思いますが、多くの日本人、特に中高年の男性にとって、家族などに感謝を表現するとき、照れくささが伴うと言われます。 実際にそうなのでしょうか。 もしそうならば、なぜ、感謝を伝えるときに「照れくさい」などの感情をもつのでしょうか。他の文化と異なるのでしょうか、もし異なるのであればなぜでしょうか。 人間以外の動物に、感謝の心はあるのでしょうか。 この問題は、動物学の研究者にとっては「小さな」問題ではないかもしれません。また、感謝を進化論的に考える研究者にとっても同様です。「鶴の恩返し」は別としても、地域ぐるみで世話をしているネコが、小動物をとってきて、家のドアの前に置いていったとか、動物が人間に感謝のしるしらしきものを贈ってくれたという動物好きの人の話はよく聞きます。 青年期における感謝 内藤俊史 2022 以下の論文から該当部分をとりあげ、語句の修正をしました。 内藤俊史(2019)青年期における心理的自立―感謝感情のあり方を通して―.『野間教育研究所紀要』、第 61 集青年の自立と教育文化、238-268. 青年期における自立と感謝の発達過程を前期、中期、そして後期に分け、以下のようにまとめました。 ・青年期前期――感謝の対象の再考 青年期前期において、生活世界と社会的な認識の世界は拡大され、親を初めとする他者との関係が、より広い視野の下に問い直されます。それは、青年期における自立の過程の始まりともいえます。 関係の見直しには、それまで感謝の対象とされていた親や他の大人が、感謝の対象として相応しいのかを問い直すことが含まれます。青年期前期では、既に習得されている感謝の基本的な文法にもとづいて、相手が感謝の対象として相応しいのかが問われます――自分に与えられた恩恵は、利他的な意図の下で、正しい方法によってもたらされたのだろうか等々。 ・青年期中期――感謝の対象との関係における自己への反省 一層広い社会的視点から他との関係が問い直され、それまでの関係が問い直されますが、同時に、自分が、感謝すべき関係にある人物に対して相応の対応をしているのかという点に、一層、目が向けられるようになります。池田()の研究では、この時期は「すまなさ」を感じる自責的な感謝の時期とされています。すなわち、相互的な期待をもつ親子関係において、これまで親から受けてきた恩恵に対して十分に答えていないという感覚が、「母親に対する感謝の自責的な心理状態」を生み出すと考えられます。また、西平(1990)は、若干時期的な相違がありますが、第二次心理的離乳期についての説明において、依存への反省という特徴を指摘しています。 ・青年期後期――広い視野にもとづく感謝感情の見直し 青年期後期では、職業につく等を通じてより広い社会に参入することによって、 様々な面での自立が具体性をもって求められます。それとともに、社会における自己と、家族内での自己との葛藤がより具体的なものとして認識され、何らかの形での統合された自己が形成されます。 この時期における心理的自立がもたらす感謝感情のあり方として、以下の2 点をあげることができます。 第一は、一対一の閉じられた関係における感謝感情から、より広い視野の下での感謝感情へという変化です。青年期後期におけるより広い社会への参入と拡大する社会的世界とともに、社会的事象はより複雑な因果関連の下に理解されるようになります。したがって、他者からの恩恵は、その背景にある状況や歴史的状況の因果的関連のなかで理解されます。例えば、親から受けた恩恵には、そのような親の行動を可能にした多くの背景があることを認識し、感謝感情はより広範囲の対象に向けられます。 この過程は、感謝感情が生み出す関係性と公正性の葛藤を解決する過程の始まりともいえます。すなわち、親という特定―個別的な関係をもつ感謝感情の対象を、より広い社会的な視野からとらえ直し、より広い因果の網の下に、あらためて感謝感情の対象を位置づけます。親への感謝感情を維持しつつも、背景となる他者や社会のあり方は感謝感情の新たな対象となります。例えば、親についての認識も、自分との具体的な関係をもつ者としてだけではなく、広く社会において道徳的な義務や権利をもつ一人の人間としてみることになります。親への感謝は、このような観点からがあらためて問い直されます。 第二は、心理的自立に含まれる道徳的主体としての自立のもたらす影響です。自立には、様々な領域における自立が考えられますが、道徳的議論における主体としての自立も含まれます。それは、一言でいえば、公的な道徳的議論に参加する一員としての資格を得ることであり、道徳的な問題における決定に加わる資格をもつことを意味します。道徳的議論は、様々な形で実際に行われることもありますが、内面的な思索という形で個人の意識のなかで行われることもあります。そして、公正性の原則等の規則に則って行われ、決定に従う義務、責任、権利がともないます。このような資格が与えられた以上、「若さ故」といった弁明は効力を失います。 道徳的主体としての自立意識の発生は、感謝感情のあり方にも影響すると考えられます。例えば、親は、単に自分との具体的な関係を担うものとしてではなく、道徳的な義務や権利をもつ一人の人間として理解されるようになります。親への感謝感情は、このような観点、つまり道徳的な観点からあらためて見直されます。 西平(1990)は、青年が親への感謝感情をもつに至る際、親を、これまで歴史の脈絡のなかで生き、そして現在の状況に生きる者として理解するといいます。親に対する客観的な視点はまた、親を一人の人格としてみなすことを含んでいます。ここでの感謝感情は、恩恵に対するお返しの気持ちや、一層強まった絆を表現したりするもの以上のものであり、相手を人格として認め、場合によっては敬意をその内に含むものを意味します。 池 田 幸 恭 青 年 期 に お け る 母 親 に 対 す る 感 謝 の 心 理 状 態 の 分 析.j(『教 育 心 理 学 研 究J 54 巻 2006 年 487 一一497 頁 』。 西平直喜 成人になること—生育史心理学から 東京大学出版 1990 感謝の発達 ― 乳児期から児童期 内藤俊史・鷲巣奈保子 2020.8.15 乳児期 感謝感情の発達に関わる最初の問いは、感謝の心は生まれながらに備わっているのかというものでしょう。アメリカ合衆国の心理学者、エモンズとシェルトン Emmons, & Shelton, (2002)は、生後間もない子どもが自発的に感謝を表すことはなく、また、多くの親が子どもたちに感謝の心や感謝の行動を教えようと努力しているという事実からすれば、感謝の心が生まれながらに備わっているとはいえないと主張しています (Emmons & Shelton, 2002)。 確かに、大人の社会におけるような意味で、感謝をしたり、感謝の気持ちをもったりするためには、様々な能力が必要です。感謝をするということは、単に快さや嬉しさを感じることとは異なり、比較的高い知的判断をその内に含んでいます。例えば、自分が得た幸福は誰によるのか、そしてその人がどのような意図をもって自分に幸福をもたらしたのかを判断することが含まれています。これらを判断する能力が生まれながらに備わっているとは考え難いと思います。したがって、感謝の心が生まれながらに備わっているとは考え難いことになります。 他方で、乳児をもつ多くの母親にとって、授乳の後にみせる乳児の表情は、「ありがとう」という言葉がなくても、感謝の気持ちを表しているとしかみえないかもしれません。しかし、乳児が、単に空腹をみたされた満足感を表わしているのか、それとも母親への感謝を表わしているのかを、その表情や動作だけから見極めることは難しいと思います。 「 感謝の発達 」 のページへもどる 感謝の心が生まれながらに備わっているのかという問題は、興味深い問いには違いありません。しかし、現在のところいえることは、感謝感情の基盤としての心理的な要素、例えば共感や愛着などは、早くから備わっていると考えられるものの、感謝感情には、高度な認知的要素が前提になっていて、人は誕生以降徐々にそれらを獲得していくということでしょうか。 初めに焦点を当てるのは、言葉による感謝の表現です。日本の子どもたちの多くは、感謝を表すための言葉を幼児期に獲得すると考えられます。実際、何かをもらった3―4歳の子どもに「ありがとうは?」といって、親が子どもに感謝の言葉を促している姿はよく見受けられます。また、幼稚園での挨拶などの教育の姿をみても、多くの場合、子どもはかなり年少のころから「ありがとう」という言葉を学ぶことがうかがえます。 それでは、この時期の子どもたちは、実際には感謝の言葉をどの程度学んでいるのでしょうか。幼児期の子どもたちの感謝の言葉についての研究がアメリカ合衆国でいくつか行われています。 感謝の言葉の使用について、5、6 歳の子どもたちと 10 歳程度の子どもたちを比較した研究が行われています。5 歳の子どもたちが親と一緒にいるときに、「こんにちは」、「ありがとう」、「さようなら」という言 葉を話すかどうかを実験室のなかで観察した研究が行われています (Grief and Gleason, 1980)。その結果、86%の子どもは、親がきっかけや手がかりを与えたときは感謝の言葉を発しましたが,それらがないときには、感謝の言葉を発した子どもは7%に過ぎませんでした。 同様の研究には、ハロウィンの夜の子どもたちの行動を観察した研究があります(Gleason & Weintraub, 1976)。ハロウィンには、子どもたちがグループで各家を回ってキャンディやお菓子をもらうという習慣が北米にみられます。ハロウィンの夜、大人からキャンディをもらったときの子どもたちの会話を分析したところ、10 歳児では 83%の子どもたちが感謝を述べていましたが、6 歳以下の子どもたちで、感謝を述べたのは 21%に過ぎませんでした。 これらの研究は、5、6 歳程度の子どもたちの多くは、親などから手かがりやきっかけを与えられれば感謝の言葉を発しますが、自発的に感謝の言葉を述べるようになるのは、10 歳程度であることを示唆しています。 ただし、以下の点を考慮する必要があります。一つは、状況による差異です。感謝をする場面が、頻繁に生じる場面である場合や、相手が親しみのある相手である場合は、より年少でも感謝の言葉を言うことば可能でしょう。また、第二は、文化差の存在です。例えば、インドにおいてはヒンズー語で感謝 (dhanyavaad)を述べることは稀であり、もし述べるとしてもかなりあらたまった場面であり、また子ども同士で使うことはほとんどないといいます(Singh, 2015) 「 感謝の発達 」 のページへもどる 児童期から青年期前期における感謝のルールの習得 一般に、およそ10 歳以前の時期に、家族との関係とともに、他の子どもたちとの関係が生まれてきます。そのような相互のやり取りのなかで、大人と同様の感謝の形が獲得されていきます。私たちは、感謝に関するある程度共通の概念やルールをもち、子どもたちは、それらを成長とともに習得をしていくと考えられます。そこで問題になることは、感謝に関する共通の概念やルールとはどのようなものなのだろうかというものです。ここでは、感謝に関するそれらのルールを「感謝の文法(感謝図式)」と呼び、その内容を整理します。 感謝の感情や感謝の行為を特徴づける性質は何でしょうか。古くは、感謝のもつべき性質について、哲学者のイマヌエル・カント(Immanuel Kant)は、感謝には恩恵を与えてくれた者に対する尊敬という要素が含まれることを強調しました(Kant,1797/1969)。また、社会学者のアダム・スミス (Adam Smith) は、感謝される者は、自分の自由な意志にもとづいて行われた望ましい行為によって、他者に恩恵を与えている必要があることをあげています(Smith,1759/2003)。 また、21 世紀になって、アメリカ合衆国の心理学者、E.,マッカラ (McCullough, E.)らは、アダム・スミスを初めとする哲学者や心理学者の見解にもとづいて、感謝のもつべき性質をまとめています (McCullough et al.2001)。 ここであらためて、「感謝の文法(感謝図式)」として、以下に手短にまとめます(このHPの別のセクション「感謝に至る過程」にも掲載)。なお、これらの規則は、ある程度人々の間で共有されているとはいえ、世 代、集団、文化による相違もまた考えられます。 「私はXさんに利益や幸福(Y)について感謝をしている」というときの、感謝の文法(規程集)。 私の利益や幸福(Y)の原因の少なくとも一部は、Xさんによるものであること。 私が受けた恩恵が大きいほど、Xさんに対して一層大きな感謝の感情をもつこと。ただし、動機論的な考えの場合は、結果よりもXさんの動機が考慮の対象になる。 Xさんが費やした負担が大きいほど、私はXさんに対して一層大きな感謝の気持ちをもつこと。 Xさんは、望ましい行為、少なくとも容認できる行為によって、私に恩恵を与えたこと。 私は、ポジティブな感情を結果としてもつこと。ここでいうポジティブな感情には、私が得た利益による喜び、Xさんとの絆が確認できたことや絆が強くなったことの喜び、Xさんに対する敬意・尊敬等がある。 これらの条件は、ゆるい感謝の規準かもしれません。少し厳しい「文法」には以下が含まれます。 6. Xさんは、私の利益や幸福を目的とした自発的な行いによっ て、私に恩恵を与えたこと。 5で述べられているように、感謝の感情の生じる状況では、同時に様々な感情を伴うことがあります。それらの感情として、恩恵を与えてくれた人に対する親しみ、尊敬、そして畏怖の感情などいわゆるポジティブな感情、そして、負債感、すまないという感情、自尊心への脅威などのネガティブな感情があります。どのような感情が度の程度伴うのかは、感謝の生じる状況や文化により異なる可能性があります。 感謝という行為や感情について、ある程度共有されているルールがあり、子どもや青年はこれらを習得することによって、大人の社会における社会的なやり取りに参加をします。感謝についてのこれらのルール、つまり感謝のルールが、どの程度の普遍性をもつのかは、今のところ明らかではありませんが、感謝感情の発達を考える際の仮説的な枠組みを提供します。 「 感謝の発達 」 のページへもどる 児童期における「感謝の文法(感謝図式)」の獲得―いくつかの研究 感謝の文法(感謝図式)の獲得や発達に関わる、いくつかの研究が行われています。ここでは、代表的な研究を紹介します。 初めに、前にあげた「d. 感謝される人は、相手の利益や幸福を目的とした行為により恩恵を与えていること」というルールについての研究を紹介します。 グラハム・サンドラ Graham Sandra (1988) は、5歳から 11 歳の子どもたちを対象にして、感謝感情を初めとする3つの感情(感謝感情、誇り、罪悪感)と動機との関係認識が、どのように発達するのかを検討しました。感謝感情に関しては、「相手を助けたいという自発的な動機のもとに行われた行為でなければ感謝の対象にはならない」というルールの獲得の年齢的な変化を調べました。 子どもたちは、感謝に関する以下2つのシナリオのうちの一つを読み、後に続く質問に対する回答が求められました。感謝のシナリオ(シナリオ1)は、学校のサッカーチームのキャプテンが、思いやりから転校生を選手に選ぶというものでした。それに対応する二つ目のシナリオ (シナリオ2) は、サッカーチームのキャプテンが転校生を選手に選ぶが、理由は、校則のなかに新しい転校生をチームの選手にするという決まりがあるからというものでした。 実験に参加した子どもたちは、それぞれ一方のシナリオを読み、次に、いくつかの質問に回答しました――転校生が野球のボールを2つ手に入れたとします。そのとき、転校生はお礼としてその一つをキャプテンにプレゼントする可能性はどのくらいあると思いますか。また、転校生はどの程度、感謝を感じたでしょうか。 その結果、5-6歳児では、その後の転校生の行動や感謝の程度は、ほとんど2条件で差がありませんでしたが、10-11 歳児では、統計的に意味のある差がみられました。すなわち、5-6歳児では、感謝やお礼の行為は、思いやりが原因となって恩恵を受けた場合と、校則が原因となっている場合とで区別されていませんが、その後、年齢とともに、「感謝される人は、相手の利益や幸福を目的とした行為により恩恵を与えていること」という感謝のルールが獲得されていくことが示唆されました。 その他、「恩恵を与えた人が、恩恵を与えるために費やしたコストが大きいほど、大きな感謝を受ける(d)」という感謝のルールに関連して、デクック, P. (DeCooke, P.)は、小学校2年生、3年生、5年生各40 名を対象にした研究を行っています(DeCooke, 1992 )。この研究では、子どもたちに、ある人から援助受けた場合を想定し、助けてくれた人が後に困っているときに助けてあげなかったときに感じる感情、お返しとして助けることの重要性などについて質問をしました。その際、助けてくれた相手の負担が大きい場合と小さい場合の話を用意し判断が異なるかどうかを調べました。その結果、過去に助けてくれた相手の負担が大きいときと小さいときとで助けることの重要性が異なるのは、小学校 5 年生のグループでした。つまり、この時期になると大人の場合と同様に助けてくれた人の負担に応じて負債の感覚が異なるようになることを示唆しています。 感謝の発達に関する研究はわずかに行われているに過ぎず、仮説の域を脱することはできませんが、これらの研究は、感謝のルールが、主に児童期において習得されることを示唆しています。また、感謝のルールの各項目において必要とされる認知的機能、たとえば因果関係の認識や他者の行為の動機に関する認識は、児童期が終わるまでに獲得ないしは洗練されるという多くの研究結果をみると、感謝のルールが、児童期の終わるまでにかなりの程度習得されると考えてもよいでしょう。 「 感謝の発達 」 のページへもどる 感謝にもとづく反応の変化―応報の感謝から関係の感謝へ これまで、「感謝の文法(感謝図式)」の獲得に焦点を当てました。一方、より広い観点から、願いを叶えてもらったときにどのような反応をするかを調べた一連の研究があります。なお、この場合、願いを叶えて もらったときに、感謝の感情が生じることが想定されています。 感謝から導かれる行動のあり方の年齢的な変化を扱った研究として、 20 世紀初めにスイスで行われたバウムガルテン―トラマーBaumgarten -Tramer(1938)による先駆的な研究があります。 この研究は、80 年近く前のスイスにおける研究であり、現在の日本の子どもたちにそのまま当てはまるとはいえないかもしれませんが、感謝の発達についての示唆を含んでいます。その内容を以下に紹介します。 この研究では、スイスの 7 歳から 15 歳の子どもたち 1059 名を対象とし、自分がもつ望みを訪ねた後に、もしその望みを叶えてくれた人がいたらその人に何をするかを質問しています。そして、子どもや青年の回答から、以下の4つの感謝のタイプを見出しました。 ・「言葉による感謝」verbal 感謝を言葉で述べるという回答。7-14 歳まで、30-40%でほぼ一定の比率を占め、年齢的な変化はみられませんでした。 ・「具体的な感謝」concrete 希望をかなえてくれたお返しに何かをあげるというような応報的な回答です。8歳で 51%の子どもたちがこの種の回答をするが、12 歳から 14 歳の子どもたちでは、この種の回答をするのは、6 %に過ぎませんでした。なお、バウムガルテン―トラマーは、これらの回答は、(相手ではなく)自分にとって価値のあるものを、お返しとしてあげるという相 手の観点を考慮しない傾向をもつとしています。 ・「関係性の感謝」 combinational 恩恵を与えてくれた人との精神的な結びつきが高められたことを表わす。例えば、友情が深まったことを相手に伝えるという回答や、相手にとって必要なものを与えるという回答が含まれます。12 歳の子どもたちの比率が最も高く、60%でした。 ・「目的的な感謝」finalistic バウムガルテンートラマーが最後にあげるのが、目的的な感謝と呼ばれる回答です。自分の望みをかなえてくれたときに、その望みの最終目標に向かって努力をするという回答です。例えば、パン作りの職人になりたいと希望している青年が、もしパン屋の職の機会を与えられたとしたら、立派なパン職人になろうと努力するという回答があげられています。ただし、バウムガルテンートラマーは、このタイプの感謝が各年齢でどの程度の比率でみられたかを述べていません。 バウムガルテンートラマーの研究以降およそ 70 年たってブラジルで行われた 7 歳から 14 歳の子どもたち 430 名を対象とした研究でも、「言葉による感謝」がほぼすべての年齢で同様の比率でみられること、相手との関係の深まりを表現する「関係性の感謝」が年齢とともに増加すること、そして相手に対してお返しをするという「具体的感謝」が減少するという結果が得られています (Freitas, Pieta, & Tudge, 2011)。この結果は、さらにアメリカ合衆国の南東地域における7歳から 14 歳の子どもたちを対象とした研究でも確認されています(Tudge, Freitas, Mokrova, Wang, & O'Brien, 2015)。 「 感謝の発達 」 のページへもどる まとめ およそ10 歳以前の時期は、一般に、家族との関係とともに、他の子どもたちとの関係が生まれてきます。そのような相互のやり取りのなかで、大人と同様の感謝のあり方が獲得されていきます。 この時期の感謝心の発達について、以下のように考えることができます。 児童期の初め、すなわち小学生の低学年の子どもたちの感謝感情や負債感は、恩恵を与えてくれた人の意図や、費やした負担(コスト)が考慮されない傾向があります。この感謝感情のあり方は、「何かをしてもらったら感謝をする」という、紋切り型の感謝を想像させます。それはまた、恩恵を与えてくれた相手の観点に立って考えることが不十分であることにもよると考えられます。 児童期の後期、すなわち小学校の高学年になるにつれて、恩恵を与えてくれた人の意図のあり方が、その人に感謝をするかどうかの重要な決定因の一つになります。つまり、恩恵を与えた人が、規則や義務、あるいは他者からの命令によるのではなく、自分自身の意思によって恩恵を与えたときに、その人は感謝を受けるに値すると考えるようになります。また、恩恵を与えた人が費やした犠牲(コスト)に応じて、感謝の程度は異なると考えるようになります。言いかえれば、感謝は、恩恵を与えた人の意図と費やしたコストに応じて分化されます。このような感謝のあり方は、高いコストを費やしてでも、自発的に恩恵を与えてくれる人との関係を深めることにつながります。つまり、感謝が分化することによって、関係の強さもまたさらに分化をすることになります。 「 感謝の発達 」 のページへもどる 文献 Baumgarten-Tramer, F. (1938). Gratefulness" in children and young people. The Pedagogical Seminary and Journal of Genetic Psychology, 53(1), 53-66. Emmons, R. A., & Shelton, C. M. (2002). Gratitude and the science of positive psychology. In C. R. Synder & S. J. Lopez (Eds.), Handbook of positive psychology (pp. 459– 471). New York: Oxford University Press. Graham, S. (1988). Children's developing understanding of the motivational role of affect: An attributional analysis. Cognitive Development, 3(1), 71-88. Greif, E. B., & Gleason, J. B. (1980). Hi, thanks, and goodbye: More routine information. Language in Society, 9(02), 159-166. DeCooke, P.A. 1992. Children’s understanding as a feature of reciprocal help exchange between peer. Developmental Psychology, 28, 948-954. Freitas, L. B. D. L., Pieta, M. A. M., & Tudge, J. R. H. (2011). Beyond politeness:The expression of gratitude in children and adolescents. Psicologia: Reflexão e Crítica, 24(4), 757-764. Gleason, J. B., & Weintraub, S. (1976). 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- Diferencias culturales en la forma de ser agradecido y fricciones culturales relacionadas con la gratitud| Gratitud en la vida
Cultura y Gratitud: diferencias culturales en la gratitud (Takashi Naito, Naoko Washizu, 2020.8.4. última actualización, 2024.3.30) ¿Los actos y sentimientos de gratitud son los mismos en todas las culturas o difieren de una cultura a otra? Contenido de esta sección Comprender las diferencias culturales de la gratitud Diferencias culturales en el comportamiento de gratitud - ejemplos Diferencias culturales en las emociones asociadas a la gratitud Marco para comprender las diferencias culturales Suplemento: Sobre la diferencia entre la presencia o ausencia de gratitud(integración de uno mismo y los demás, obligación y habituación a ayudar) アンカー 1 アンカー 2 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Ve arriba Ve arriba アンカー 3 Ve arriba Ve arriba Ve arriba Ve arriba Comprender las diferencias culturales en la gratitud. La gratitud es un concepto amplio que abarca sentimientos, percepciones y comportamientos, entre los cuales las diferencias en el "acto de gratitud" de expresar aprecio pueden dar lugar a graves desconfianzas mutuas en la comunicación intercultural. Tenemos normas de gratitud, por así decirlo, que indican cuándo y en qué momento hay que estar agradecido, pero podemos tomarlas tal cual y aplicarlas a personas de otras culturas, creyendo que "se supone que todos los seres humanos hacen eso". También es posible que no entendamos como "gratitud" formas de gratitud distintas a la nuestra. Y pueden sentirse poco apreciados a pesar de todo lo que han hecho por la otra persona, y más allá de sentirse decepcionados, pueden incluso sentir que su personalidad ha sido ignorada. El filósofo Kant (1797/1969) sostenía que la gratitud implica respeto, pero parece ser justo la situación contraria, una situación en la que se ignora la personalidad. La gratitud consta de muchos elementos diferentes, cada uno de los cuales puede ser culturalmente distinto. Por ejemplo, es relativamente conocido que los distintos países y regiones tienen diferentes formas de expresar la gratitud. También hemos hablado en otros apartados de las "gramáticas de la gratitud" que comparten las sociedades, pero puede haber diferentes "gramáticas" en las distintas culturas. Sin duda, es necesario conocer los universales culturales y las diferencias de la gratitud. Sin embargo, las culturas son cada vez más diversas. Y las culturas se solapan. Se necesita más investigación antes de poder construir una "teoría de los universales culturales y las diferencias de la gratitud" creíble. Lo que podemos hacer, por tanto, es relacionarnos con personas de otras culturas entendiendo que puede haber diferencias culturales en varios aspectos de la gratitud (aunque no es raro encontrar diferentes formas de expresar la gratitud, incluso dentro de la misma cultura, y es necesario tener actitudes similares). Se necesitan actitudes similares). A continuación se exponen algunos ejemplos de conflictos sobre gratitud que han surgido al exponerse a otras culturas. Nótese que los ejemplos presentados no son necesariamente los publicados en revistas académicas. Esto significa que no siempre se aplican conscientemente los "criterios de los procedimientos de recogida de datos" y los "criterios de interpretación y generalización de los resultados" para la objetividad, que comparten sociedades académicas como la psicología. Esto no reduce necesariamente el valor de las obras respectivas, pero debe tenerse en cuenta. No obstante, estos ejemplos ciertamente nos hacen reconsiderar nuestra creencia en la universalidad de nuestras formas de gratitud. Diferencias culturales en el comportamiento de gratitud - ejemplos A continuación se citan cinco ejemplos mencionados en libros y en Internet. Cuatro de ellos tratan de las diferencias entre Japón y otros países. La razón de que haya tantos ejemplos japoneses es que el autor de este sitio web es japonés. a. Diferencias culturales en la expresión de gratitud: Ejemplos de ciudadanos indios destinados a Estados Unidos de América Singh (2015), basado en su experiencia de inmigración de la India a los Estados Unidos, describe las diferencias culturales en las expresiones de gratitud de la siguiente manera. En India, es raro decir gracias (dhanyavaad) en hindi, y si lo hace, es una ocasión muy formal y no se usa entre niños. Sin embargo, después de mudarme a los Estados Unidos, aprendí a decir "gracias" como una expresión de gratitud de uso frecuente. Sin embargo, cuando regresé a la India después de una larga ausencia, incomodé a la gente de la India. Cuando expresé mi gratitud a mis hermanos y amigos, fue tomado como una broma y en algunos casos los hizo sentir incómodos. Expresar gratitud en hindi genera nuevas relaciones con la otra persona, pero se dice que expresar gratitud en una relación íntima ya construida puede incluso empeorar la relación. b. Frecuencia y oportunidad de las expresiones de gratitud: Ejemplos de empleados japoneses destinados a Tailandia Saito (1999), basándose en su experiencia de estancia en Tailandia, describe la diferencia en la forma de gratitud entre Japón y Tailandia. Ocurrió cuando el autor, que es japonés, llegó a Tailandia e hizo una ronda de saludos. Cuando traje un televisor portátil que era popular en Japón, la pareja propietaria tailandesa estaba muy contenta. Sin embargo, dos días después, cuando nos encontramos en el trabajo. No se mencionó la televisión y, por supuesto, no hubo palabras de agradecimiento. El autor parece haber estado profundamente decepcionado por eso. Ciertamente, muchos japoneses esperarían una palabra de agradecimiento en ese momento. El autor concluye: "El estilo japonés de represalia inmediata se considera un acto grosero que pone en peligro la buena voluntad de la otra parte. En mi cumpleaños y el día de San Valentín, me dan regalos para un año, como hermosos pasteles y vino. Esto es Thai Way". Además de las diferencias en las costumbres de gratitud, también existen las siguientes explicaciones. Holmes & Tangtongtavy (1995), en su libro sobre las costumbres tailandesas, afirman que en Tailandia, donde prevalece el pensamiento budista, el placer excesivo al recibir regalos es un signo de fuerte deseo material y debe evitarse. c. Momento y frecuencia de los agradecimientos: JEjemplos de estudiantes coreanos en Japón En la universidad donde trabajaba, cuando estaba hablando de investigación con un estudiante internacional, tuvimos una conversación sobre cómo expresar gratitud. La estudiante era una estudiante de intercambio de Corea del Sur y había estado viviendo en Japón durante más de diez años (mujer de unos 30 años). Dijo que es difícil acostumbrarse a la costumbre japonesa de devolver algo en un corto período de tiempo después de recibir un regalo. Incluso ahora, aunque sigue la costumbre, todavía se siente incómodo, incluso ahora, cuando recibe algo como regalo, se siente feliz, pero al mismo tiempo, se siente pesado cuando piensa en cómo devolverlo. Ciertamente, creo que la costumbre de "regresar" y "gracias" en la sociedad japonesa es un dolor de cabeza también para los japoneses. Y parece que la gente de otras culturas, no solo de Corea del Sur, necesita tiempo para entender la costumbre de "devolver" y "gracias" en Japón. Con respecto a la comunicación entre los japoneses y los coreanos, también se señalan los siguientes puntos. Osaki (1998), investigador de la comunicación, describe la comunicación entre Japón y Corea del Sur de la siguiente manera. “Cuando los japoneses, que usan lubricación para evitar fricciones con la otra parte, dicen repetidamente 'gracias' y 'lo siento', y los coreanos, que dicen que los reconocimientos no deben hacerse a la ligera, se comunican, hay una natural relación entre ambos, pero surgen malentendidos. Los japoneses se sienten incómodos con la actitud de los coreanos que no utilizan los agradecimientos, mientras que los coreanos consideran que los japoneses que utilizan mucho los agradecimientos son personas estiradas.” d. Momento de la gratitud: Ejemplos de estudiantes chinos en Japón Murayama (1995) , investigador de los clásicos chinos, describe una pregunta que escuchó de un estudiante extranjero de China sobre "devolver". La pregunta del estudiante extranjero, en resumen, era la siguiente. He oído que en Japón hay que regalar recuerdos. Así que compré algunos recuerdos en China y los regalé a los japoneses. Pero cada vez, recibí algo a cambio. Además, las devoluciones siempre se hacían inmediatamente después de darles los recuerdos. No entiendo el significado de este regalo de vuelta. Es cierto que entre los japoneses, cuando reciben algo o un favor, a veces dan algo a cambio poco después. Según Murayama (1995), desde la perspectiva china, devolver un regalo inmediatamente después de recibirlo equivale a una transacción comercial. Y se dice que este acto significa que la persona no acepta la bondad de la otra persona como una bondad. Más bien, debemos recibir la amabilidad, recordar la relación que se construyó y devolver el favor cuando surja la oportunidad. Esta es la forma china de dar las gracias. e. Con o sin palabras de agradecimiento: Viajeros japoneses en el Sur de Asia Oriente Medio Esta es una diferencia cultural común que experimentan los viajeros japoneses en el sur de Asia y Oriente Medio, incluida la India. En la India, existe un término llamado "baksheesh" (en inglés). Se trata de un acto religioso y social de caridad de los ricos a los pobres, y se piden pequeñas sumas de dinero en diversas ocasiones. Generalmente no hay palabras de agradecimiento por este meritorio acto de caridad. Esto resulta desconcertante para los japoneses, que esperan palabras y acciones de agradecimiento (se pueden leer muchas historias de japoneses buscando la palabra "Bacusisi"). Estos casos se refieren a las diferencias culturales en cuanto al comportamiento recíproco. Incluso los japoneses pueden ser criticados por ser "estirados" o, por el contrario, "desagradecidos" o "maleducados" si hacen algo que va en contra de la costumbre de la reciprocidad en Japón. Demuestra que cosas similares ocurren entre diferentes culturas. Diferencias culturales en las emociones asociadas a la gratitud Los casos mencionados hasta ahora se han referido principalmente a actos de gratitud. Entonces, ¿hay diferencias culturales en una mayor gratitud interna? Una posibilidad es que existan diferencias culturales en las emociones que se sienten al mismo tiempo que se produce la gratitud. El sentimiento de gratitud puede acompañar a una variedad de otras emociones: deuda, respeto, dignidad, etc. ¿No es concebible, entonces, que en algunas culturas la gratitud esté tan fuertemente asociada con la gratitud a Dios que tiende a ir acompañada de respeto y asombro? Puede haber diferencias culturales en cuanto a qué emociones es probable que ocurran al mismo tiempo. Hay estudios que apoyan este punto: En primer lugar, Morgan, Gulliford y Kristjánsson (2014) analizaron el concepto de gratitud en el Reino Unido utilizando el análisis de prototipos y descubrieron que los conceptos emocionales negativos, como la sensación de deuda psicológica, se situaban más cerca de la gratitud que los resultados de Estados Unidos. Este resultado parece similar al caso japonés, donde la gratitud tiende a darse simultáneamente con emociones negativas como la disculpa. En segundo lugar, la experiencia de recordar cosas por las que estar agradecido (por ejemplo, recordar tres cosas por las que estar agradecido cada día) está asociada con el bienestar, etc. Si bien los estudios en los Estados Unidos han demostrado que este efecto aumenta, los estudios en países asiáticos como Japón y Corea del Sur no han encontrado tal efecto. Una posible explicación es que en las culturas asiáticas, particularmente en las que conservan la tradición confuciana de enfatizar las normas relacionales, emociones como la gratitud y el sentimiento de deuda tienden a surgir simultáneamente, por lo que el recuerdo de la experiencia de la gratitud, especialmente a corto plazo, es difícil generar una sensación de bienestar psicológico. Marco para comprender las diferencias culturales Dado que la gratitud implica procesos psicológicos en los que probablemente influyan factores culturales, no es de extrañar que varíe de una cultura a otra. Por ejemplo, la gratitud implica comprender quién (o qué) es el benefactor y por qué y cómo ha dado el beneficio. Esto puede dar lugar a un sentimiento de gratitud o a una decisión sobre si debemos estar agradecidos o no. Es de esperar que en este proceso intervengan la visión del mundo de las distintas culturas, las obligaciones morales - religiosas, etc. ¿Qué diferencias culturales pueden surgir entre la recepción de un beneficio y el acto de gratitud? Hemos intentado dividir el proceso en las tres etapas siguientes: A. Antes de que surja la gratitud, B. Cuando se siente gratitud, y C. Acción debida a la gratitud (Tabla 1). Tabla 1: Diferencias culturales en la gratitud (utilizando el ejemplo de cuando se recibe ayuda) A. "Antes de que surja la gratitud": diferencias culturales relacionadas con la importancia de la ayuda Las diferencias culturales en el grado de gratitud (o no) surgen en función de a) la causa de la ayuda, b) la importancia de la ayuda y c) el valor de lo que se consigue con la ayuda. a) "Por qué causa se dice que se ha hecho". Por ejemplo, "la libre voluntad del donante", "las instituciones sociales", "la voluntad de un ser trascendente como Dios o Buda", "la providencia de la naturaleza", etc. El objeto y el grado de gratitud variarán en consecuencia. b) "¿Qué significado se supone que tiene el acto de ayuda? Por ejemplo, "obligaciones morales", "obligaciones sociales", "obligaciones religiosas", etc. En las sociedades en las que la asistencia entra dentro de estas obligaciones, tiende a excluirse de la gratitud. En cambio, cuando no es una obligación, sino un "acto digno de alabanza", tiende a aumentar el gratitud. *Referencia 'dada por sentada' en la cultura Un concepto similar al de deber es el de "naturalidad". En diversas situaciones, hay formas de ser y actos mentales que se consideran "naturales". Las acciones y mentalidades que se dan por sentadas tienden a no ser apreciadas. Por eso, una frase habitual para negarse a ser agradecido es "sólo hice lo que es natural". Por otro lado, si no es lo normal, se convierte en un objeto a reconsiderar. En consecuencia, puede convertirse en objeto de gratitud o, por el contrario, de condena. Por lo tanto, una estrategia para animar a las personas desagradecidas a ser agradecidas es cuestionar el hecho de dar por sentado los beneficios de los demás. Por cierto, ¿qué significa "dar por sentado"? Algunas respuestas son: 'lo que damos por sentado', 'lo que deberíamos hacer como seres humanos', etc. El contenido de "natural" en cada sociedad puede diferir. Y esto da lugar a diferencias culturales en la apreciación. c) "Cuánto se valora lo que aporta la ayuda" Los sistemas de valores de las culturas son diversos. Por ejemplo, en las culturas que no dan mucho valor a los beneficios materiales, el grado de apreciación será pequeño, aunque haya beneficios materiales. B. "Cuando se siente gratitud": diferencias culturales en las emociones experimentadas Las emociones que se sienten cuando se presta ayuda dependen de su significado, como "salvación por Dios o Buda" o "salvación por las instituciones sociales". La connotación de la gratitud en una situación determinada puede variar de una cultura a otra, lo que puede dar lugar a diferencias culturales en las emociones que se sienten cuando se da gratitud. Por ejemplo, si se considera que la ayuda ha sido guiada por los dioses y Buda, se puede sentir gratitud y temor hacia los dioses y Buda. Si se considera que la ayuda ha sido prestada por una persona cariñosa, se puede sentir gratitud, familiaridad, etc. hacia la persona que presta la ayuda. Por ejemplo, "sentimientos positivos de gratitud, apego", "sensación de deuda", "asombro/respeto", "pena", "vergüenza", etc. C. "Acción a través de la gratitud" - diferencias culturales en la expresión de la gratitud, respuesta Las diferencias culturales en el significado de la ayuda (A) y las emociones experimentadas (B) dan lugar a diferencias culturales en el comportamiento a través de la gratitud. Además, la forma en que se expresan los sentimientos de gratitud y la forma en que se responde a los beneficios (medios y plazos) vienen definidas por diversos factores sociales y culturales. Por ejemplo, "Expectativas sociales para expresar sentimientos de gratitud (evaluación de la expresión de sentimientos)", "Diferentes formas de expresar gratitud a los dioses y a Buda". Esta tabla puede ser útil para comprender las diferencias culturales en la gratitud. Sin embargo, las explicaciones teóricas de esas diferencias culturales siguen siendo un reto para el futuro. Me gustaría añadir unas palabras al final de esta sección. Hasta ahora, hemos considerado las diferencias transculturales una vez fijadas las características culturales del agradecimiento. Sin embargo, no podemos ignorar el fenómeno del aprendizaje intercultural de la gratitud como resultado del intercambio cultural. También debemos examinar nuestras formas actuales de gratitud como resultado del intercambio intercultural. Referencia: Se emitirá audio. Este es el rakugo inglés. ¿ Cuántas formas de decir "gracias" en japonés? RAKUGO EN INGLÉS - 47 PALABRAS PARA "GRACIAS" Esto es Rakugo en inglés. ¿Cuántas formas de decir "gracias" en japonés? Rakugo de Katsura Sunshine, un narrador canadiense de rakugo afiliado a Yoshimoto Kogyo. Muestra que hay muchas palabras de agradecimiento en japonés. Acceso 2023.9.1 RAKUGO IN ENGLISH - 47 WORDS FOR "THANK YOU" Literatura Holmes, H. & Tangtongtavy, H. (1995). Working with the Thais: A guide to managing in Thailand. Bangkok: White Lotus . Kant, Immanuel (1797/1969). Translated by Denzaburo Yoshizawa and Yukio Oda, The Complete Works of Kant, Vol.11.Tokyo:Risosha. Morgan, B., Gulliford, L., & Kristjánsson, K. (2014). Gratitude in the UK: A new prototype analysis and a cross-cultural comparison. The Journal of Positive Psychology, 9 (4) , 281-294. Murayama,M. (1995). Chugokunomonosashi-Nihonnomonosashi[Chinese ruler / Japanese ruler] Tokyo:Soshisha Naito, T. and Washizu, N. (2015). Note on cultural universals and variations of gratitude from an East Asian point of view. International Journal of Behavioral Science 10 (2), 1-8. Osaki,M. (1998). Kankokujintotsukiauhouhou[How to get along with Koreans] Tokyo:Chikuma Shobo Saito Chika (1999). TaijintoNihonjin[Thai and Japanese] Tokyo:Gakuseisha Singh Deepak (2015). “I've Never Thanked My Parents for Anything” The Atlantic.JUNE 8, 2015 Downloaded 2020.11.22 https://www.theatlantic.com/international/archive/201 5/06/thank-you-culture-india-america/395069/ Suplemento :Sobre la diferencia entre la presencia o ausencia de gratitud (integración de uno mismo y los demás, obligación y habituación a ayudar) En esta sección, hemos asumido la existencia universal de la gratitud y hemos considerado las diferencias culturales sobre esta base. Sin embargo, la cuestión fundamental es si existen sociedades sin gratitud. Por cierto, si hubiera que caracterizar la "gratitud" en términos breves, sería un sentimiento de respeto y familiaridad por la contribución voluntaria de otros, separados de uno mismo, al propio bienestar. Por lo tanto, para que se establezca la gratitud, debe haber una conciencia de la distinción yo/otro y un reconocimiento de la espontaneidad, como un acto de ayuda. Por el contrario, cuando no hay distinción entre uno mismo y los demás, y los actos de amabilidad se dan por sentados o se hacen obligatorios, es menos probable que surja la gratitud. He aquí algunos ejemplos de culturas en las que, como mínimo, no existe la gratitud. Nos brindan la oportunidad de reconocer de nuevo que nuestra sociedad es una sociedad en la que se valora la "gratitud". Una sociedad sin palabras para expresar la gratitud Según el antropólogo cultural Okuno (2018), los cazadores-recolectores punanos de Borneo no tienen palabras que se correspondan con 'gracias'. Incluso si dan algo como regalo, pueden usar la frase 'jian kenep' (buen pensamiento), pero no hay palabras de gratitud. La primera característica de la sociedad punana es una fuerte norma de dar (generosidad) y una fuerte tendencia a suprimir el deseo de posesiones personales, y en segundo lugar, un espíritu de compartir. El espíritu de compartir no se limita a los objetos, sino que se aplica al espíritu (conocimientos y sentimientos) y a la acción (actuar juntos). En vista de lo anterior, la sociedad punan parece caracterizarse por una situación en la que es difícil establecer la gratitud. Este es un material valioso para considerar la base social y la ocurrencia de la gratitud, más que qué sociedad es preferible a la que tiene más gratitud. Literatura Okuno, K. (2018). Arigato mo gomennasai mo iranai morinotami to kurasitekangaetakoto [Lo que pensó un antropólogo al convivir con gente del bosque que no necesita dar las gracias ni pedir perdón]. Aki shobo. La versión en español se termina aquí アンカー 4 Ve arriba Ve arriba アンカー 5 Ve arriba アンカー 92 アンカー 93 アンカー 94 アンカー 95 menú del sitio Ve arriba Ve arriba アンカー 96 アンカー 6 TOP .
- Estructuras de la gratitud |Gratitud en la vida
Estructuras de gratitud (Takashi Naito 2020.8.4 última actualización 2023 .4.16) La gratitud incluye ampliamente el corazón y la acción. Aunque se limite a la mente, incluye ampliamente sentimientos y pensamientos. Esta sección te ayudará a decidir si dar las gracias yenfócate en la estructura de gratitud detrás de esto. SitioMenú アンカー 1 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Contenido de esta sección Juicios de gratitud Estructuras de la gratitud (Gramática de la gratitud) Personas adecuadamente agradecidas - de la estructura de la gratitud Cómo evitar infligir un sentimiento de deuda psicológica a la otra persona - a partir de la estructura de la gratitud Juicios de gratitud: cómo ser agradecido Las decisiones sobre si ser agradecido y en qué medida implican los siguientes procesos principales (Figura 1) 1. Tomar conciencia de los propios intereses y bienestar. 2. Darse cuenta de que "otros" (algo distinto de uno mismo) contribuyen a los propios intereses y bienestar. 3. Determinar si son merecedores de gratitud y en qué medida, a la luz de la "estructura de la gratitud" (gramática de la gratitud), que se explicará más adelante. En 3, lo que llamamos la "estructura de la gratitud (gramática de la gratitud)" es una especie de libro de reglas de la gratitud en la mente para determinar si se debe estar agradecido o no. También utilizamos el término "gramática" metafóricamente (no como término académico), en el sentido de que suele funcionar sin que seamos conscientes de ello. Se considera que una "gramática de la gratitud" es compartida hasta cierto punto en la sociedad, pero, por otro lado, también son posibles las diferencias entre generaciones, grupos y culturas. En este contexto, el proceso de la gratitud puede parecer sencillo y fácil. Sin embargo, no es así. En nuestra vida cotidiana, a menudo no somos conscientes de los beneficios y la felicidad por los que deberíamos estar agradecidos. También es difícil descartar la idea de que el estatus y la riqueza que hemos alcanzado se deben únicamente a nuestros propios esfuerzos y capacidades. Estructuras de la gratitud (Gramática de la gratitud) Aquí hay algunos ejemplos de gramática de gratitud: Estas son las condiciones cuando una persona expresa gratitud al Sr. X, que es otra persona. Creo que algunas personas tienen una "gramática" ligeramente diferente. a. que mi beneficio o felicidad se debe, al menos en parte, al Sr. X b. cuanto mayor es el beneficio que han recibido, más agradecidos están. Sin embargo, los que creen que las intenciones importan considerarán los motivos del Sr. X más que el resultado. c. que cuanto mayor es la carga que el Sr. X ha gastado, mayor es la gratitud que sientes hacia él d. que la Sr. X me ha beneficiado con un acto deseable o al menos aceptable. e. que tenga sentimientos positivos como resultado. Los sentimientos positivos aquí incluyen la alegría por el beneficio que he obtenido, la alegría porque mi vínculo con la Sr. X se ha confirmado o reforzado, el respeto y la estima por la Sr. X, etc. Muchas personas consideran que estas condiciones no son suficientes. Una "gramática" un poco más estricta incluiría f. que el Sr. X me ha beneficiado con sus actos voluntarios en mi beneficio o felicidad. En a, la causa del beneficio o la felicidad se expresa de forma ambigua como "por el Sr. X", lo que significa que es suficiente si el Sr. X ha influido en mí de alguna manera. Sin embargo, f es más restrictiva. En consecuencia, si la Sr. X se limitó a seguir las órdenes de otra persona o se limitó a cumplir un deber que dicta una norma o costumbre, no se aplica la apreciación. Sin embargo, en la realidad, los procedimientos para comprobarlos no se llevan a cabo siempre. No se necesita mucho tiempo para ser "agradecido" con alguien que recoge algo que se te ha caído al caminar. Esto se debe a que el procedimiento puede automatizarse u omitirse, por ejemplo, utilizando los recuerdos de las decisiones tomadas en situaciones similares en el pasado. Personas adecuadamente agradecidas - de la estructura de la gratitud Basándonos en el proceso de la gratitud, consideremos qué tipo de persona es capaz de sentir gratitud adecuadamente. Las siguientes características pueden ser consideradas en tal persona. Alta sensibilidad a los beneficios y la felicidad que han obtenido. Cuestionar las causas de sus ganancias y bienestar y aceptar que las causas son otras personas. Comprender las intenciones de quienes le han concedido prestaciones y reconocer correctamente los costes pagados. Dar por sentado (dar por sentado) los beneficios y el bienestar propios y no suspender la reflexión sobre las demás contribuciones que intervienen en ellos. De hecho, es posible que la sociedad se haya vuelto tan compleja que resulte difícil ver los beneficios organizativos y personales que uno recibe. Pueden ser guiños al sentido común. Sin embargo, los factores sociales y de desarrollo a veces pueden hacer que tengamos tendencias contrarias a estas características (los factores de desarrollo, en particular, se tratarán en otra sección de este sitio web, " Desarrollo de la gratitud ") . Los estudios que examinan la relación entre los rasgos de personalidad y las tendencias de gratitud han mostrado, por ejemplo, los siguientes resultados. Estos resultados sugieren que los rasgos generales de la personalidad pueden influir en la totalidad o en parte del proceso descrito hasta ahora. Relación positiva Szcześniak et al.(2020) amabilidad extraversión apertura a la experiencia Relación negativa Resultados de Solom y otros (2017) materialismo cinismo Narcisismo *El amor propio ha sido definido por muchos investigadores, pero básicamente significa quererse a uno mismo (y por tanto ignorar a los demás), el cinismo es una actitud desconfiada hacia los demás y el materialismo es la idea de que el sentido de la vida es material. Además, la gratitud no siempre es lo correcto. Para ser "correctamente" agradecido, hay que conocer los problemas de la gratitud. Los escollos de la gratitud se examinan en otra sección (sección "Problemas con la gratitud"). Cómo evitar infligir un sentimiento de deuda psicológica a la otra persona - a partir de la estructura de la gratitud (El siguiente texto está escrito teniendo en cuenta las convenciones de la sociedad japonesa). La estructura (gramática) de la gratitud compartida en la sociedad puede identificarse en diversas situaciones. Por ejemplo, una persona que ha dado un beneficio puede añadir palabras como "no he hecho mucho" para evitar imponer una carga psicológica a la persona que ha recibido el beneficio. Estas palabras están relacionadas con la regla de la "causa de gratitud" en la gramática de la gratitud. También puede ser que estas palabras se añadan a menudo porque la sociedad suele crear una sensación de deuda psicológica por parte del agradecido. "Porque no podía verlo" (f. basado en un juicio racional, no en un acto voluntario). "Siempre me han ayudado, así que se lo devuelvo"(f. Siguiendo un deber de equidad más que de ayuda voluntaria). "'Sólo lo hice porque no soportaba verlo" (f. Haberlo hecho por mí mismo, o no voluntariamente). Todas estas palabras conducen al juicio de que la gratitud es menor en la estructura de la gratitud. アンカー 2 アンカー 5 Hasta arriba アンカー 3 Hasta arriba Hasta arriba アンカー 7 Hasta arriba Hasta arriba Literatura Solom, R., Watkins, P. C., McCurrach, D., & Scheibe, D. (2017). Thieves of thankfulness: Traits that inhibit gratitude. The Journal of Positive Psychology,12(2), 1-10. Szcześniak, M., Rodzeń, W., Malinowska, A., & Kroplewski, Z. (2020). Big Five Personality Traits and Gratitude: The Role of Emotional Intelligence. Psychology research and behavior management, 13, 977–988. https://doi.org/10.2147/PRBM.S268643 La versión en español se termina aquí アンカー 4 Hasta arriba Figura 1 Proceso de gratitud
- Problema de la gratitud |Escollos de la gratitud |Gratitud en la vida
Problemas y escollos de la gratitud (Takashi Naito, Naoko Washizu, 2020.8.4, Última actualización, 2023.4.12) menú del sitio アンカー 2 ¿ algún problema con la gratitud? ¿Y hay algún escollo que pueda caer fácilmente en el proceso de la gratitud? 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Contenido de esta sección Problemas y escollos de la gratitud Pasar por alto los conflictos con la justicia (benefactores vs. a otras personas, benefactores vs. a uno mismo) Conflictos con otros asuntos Pasar por alto la relación con la autoestima Ignora por completo la deuda psicológica que se siente al mismo tiempo que la gratitud Conceptos erróneos sobre la verdadera gratitud Malinterpretar la gratitud irrazonable en las "relaciones abusivas" No comprender las diferencias en la forma de practicar la gratitud en otras culturas Palabras finales アンカー 4 アンカー 5 アンカー 10 Problemas y escollos de la gratitud La gratitud es una palabra de gran resonancia y se considera desde hace tiempo una de las virtudes más importantes. Muchos estudios psicológicos han demostrado los aspectos positivos de la gratitud, como el hecho de que las personas más agradecidas tienen mayores niveles de bienestar. Sin embargo, la gratitud también tiene sus problemas y escollos. Al superarlos, la gratitud puede crecer hasta alcanzar un mayor nivel de aprecio. De hecho, varios trabajos han señalado los aspectos negativos de la gratitud (Layous, & Lyubomirsky, 2014; Morgan, Gulliford, & Carr, 2015; Wood, Emmons, Algoe, Froh, Lambert, & Watkins, 2016). En esta página se examinan de nuevo los problemas y escollos de la gratitud, con referencia a los puntos tratados en esos trabajos. Conflictos con otros asuntos Pasar por alto los conflictos con la justicia (benefactores vs. a otras personas, benefactores vs. a uno mismo) Cuando estamos agradecidos, es natural querer hacer algo por la persona o cosa objeto de nuestra gratitud. Sin embargo, puede surgir un conflicto entre la gratitud, que es una de las virtudes, y la justicia, que también es una de las virtudes. En otras palabras, retribuir a una persona o grupo de personas por gratitud puede ser injusto para los demás. Uno de los escollos de la gratitud es que, al estar preocupados por la importancia de la gratitud, pasamos por alto que en la situación intervienen otros valores morales, como la equidad. A veces se habla del conflicto entre gratitud y justicia en términos de "gratitud o justicia".1 Este problema se deriva de las características de la gratitud. Aunque no carece de un lenguaje propio - "gratitud a todos"-, la gratitud suele dirigirse a un individuo o grupo de personas concreto que ha aportado un beneficio. Por lo tanto, se hace una distinción entre "el benefactor (grupo)" y "el resto de la gente", a partir de la cual la relación con el "benefactor (grupo)" se profundiza mediante la gratitud. Esta profundización de las relaciones con determinados individuos y grupos puede predisponer a conflictos con la justicia. Uno de los escollos de la gratitud es cuando la gente pasa por alto el hecho de que los actos basados en la gratitud están reñidos con el valor moral de la equidad. Además de la cuestión de la equidad entre el benefactor y los demás, como ya se ha mencionado, también existe la cuestión de la equidad entre el benefactor y uno mismo. Por ejemplo, no es imposible que un mal benefactor exija un reembolso ilimitado con el pretexto de "salvarte la vida". Hay que devolver los favores adecuadamente, teniendo en cuenta diversos valores, entre ellos la equidad, y manteniendo al mismo tiempo la gratitud y el respeto por el benefactor. Ser consciente de estos conflictos puede ser una oportunidad para desarrollar una gratitud más refinada y madura. Lo que puede resultar problemático es no ser consciente del conflicto con la equidad. Pasando por alto la relación con la autoestima El segundo escollo es cuando la gratitud rebaja indebidamente la propia autoestima. La gratitud requiere el reconocimiento de las causas del propio bienestar, pero hacer demasiado hincapié en la importancia de la gratitud puede dar lugar a la sobrevaloración de las contribuciones de los demás y a la subestimación de las propias contribuciones y fortalezas. Esto puede conducir a una disminución injustificada de la autoestima. Esta puede ser una situación común en la que se cae en una sociedad en la que se espera mucho de la consideración hacia los demás. La autoestima y la gratitud están relacionadas de muchas maneras. Por ejemplo, una excesiva autoestima puede llevar a una baja estimación de la contribución de los demás al propio bienestar, lo que puede dificultar la gratitud. La autoestima también puede hacer que las personas rechacen la ayuda de los demás y las situaciones que dan lugar a la gratitud. Tanto la autoestima como la gratitud deben ser mentes importantes. Para los distintos tipos de apoyo y asistencia, es necesario establecer una relación adecuada entre la autoestima y la gratitud. Sin embargo, para evitar malentendidos, es concebible que la gratitud pueda trabajar en la dirección de una mayor autoestima si se pueden evitar tales riesgos. En el proceso de gratitud, uno debe reconocer que otras personas y la sociedad le apoyan. Reconocer a las personas y a la sociedad que intentan apoyarle conduce a la percepción de que su personalidad es reconocida y valorada, lo que allana el camino hacia una mayor autoestima. De hecho, varios estudios han encontrado una correlación positiva entre las tendencias de gratitud y la autoestima (por ejemplo, Lin, 2015). Ignora por completo la deuda psicológica que se siente al mismo tiempo que la gratitud La psicología reciente se ha centrado en la emoción positiva de la gratitud. Sin embargo, cuando surgen los sentimientos de gratitud, a menudo surgen al mismo tiempo sentimientos de deuda y sentimientos de arrepentimiento junto con las emociones positivas. Un tercer escollo es ignorar estos sentimientos en situaciones de gratitud. Estas emociones negativas son sentimientos importantes que tienen el potencial de enriquecer nuestras vidas. Para más información, consulte la página "Sentido de la deuda psicológica: el poder de las emociones negativas en la gratitud " en este sitio web . Conceptos erróneos sobre la verdadera gratitud Pasar por alto la apreciación irrazonable que puede ocurrir en las relaciones abusivas El cuarto problema es que la gratitud irracional surge en las relaciones especiales y es aceptada como tal; Wood et al. (2016) analizan las desventajas de la gratitud, en las que se señala la gratitud en las relaciones abusivas. La relación abusiva es, por ejemplo, la relación social entre un dictador y el pueblo bajo su dictadura. En estas sociedades, los débiles pueden estar agradecidos al dictador, pero esto se considera un aspecto negativo de la gratitud, ya que tiende a fomentar la sumisión irracional al fuerte y a dificultar el pensamiento crítico. La historia confirma que las acciones de los dictadores son exageradas o glorificadas en sus sociedades. No es infrecuente que se haga hincapié en la gratitud o la deuda con el dictador. Otro posible vínculo es el "síndrome de Estocolmo", que a veces se observa en víctimas de secuestros, confinamientos, etc. Desafortunadamente, falta investigación empírica sobre los aspectos negativos de la gratitud. La investigación sobre las condiciones bajo las cuales ocurren realmente los problemas señalados y, si ocurren, qué tipo de medidas se pueden tomar es un tema importante. No comprender las diferencias en la forma de practicar la gratitud en otras culturas A veces interpretamos el comportamiento de las personas en otras culturas basándonos en las actitudes de gratitud de nuestra cultura. Un quinto problema es que, como resultado, a las personas de otras culturas se les dan valoraciones morales erróneas como la ingratitud. No expresar gratitud de una manera consistente con el sentido común de nuestra cultura no significa necesariamente que no seamos agradecidos o que no respetemos a los demás (benefactores). Palabras finales Esta sección se ha centrado en los corazones y las acciones de las personas agradecidas. Sin embargo, también hay trampas en el caso de la gratitud de los demás. Recibir el agradecimiento de los demás significa, desde el punto de vista del comportamiento, recibir un refuerzo social. Por ejemplo, recibir el agradecimiento de otros aumenta el comportamiento de ayuda de la persona agradecida. Sin embargo, si la asistencia se desvía de su propósito original y el objetivo principal es recibir gratitud, surge la posibilidad de forzar la gratitud o una respuesta injusta basada en la presencia o ausencia de gratitud. Literatura Layous, K., & Lyubomirsky, S. (2014). Benefits, mechanisms, and new directions for teaching gratitude to children. School Psychology Review, 43(2), 153-159. Lin, C. C. (2015). Gratitude and depression in young adults: The mediating role of self-esteem and well-being. Personality and Individual Differences, 87, 30-34. Morgan, B., Gulliford, L., & Carr, D. (2015). Educating gratitude: Some conceptual and moral misgivings. Journal of Moral Education, 44(1), 97-111. Wood, A. M., Emmons, R. A., Algoe, S. B., Froh, J. J., Lambert, N. M., & Watkins, P. (2016). A dark side of gratitude? Distinguishing between beneficial gratitude and its harmful impostors for the positive clinical psychology of gratitude and well-being. The Wiley handbook of positive clinical psychology, 137-151.Wiley. La versión en español se termina aquí アンカー 1 アンカー 6 Nota 1 El conflicto entre justicia y pago de una deuda de gratitud parece estar siempre presente. Un ejemplo. Beneficiarse de la población local parece ser esencial para convertirse en diputado. En 1958, el folclorista Yanagida Kunio escribió en su columna del periódico de Kobe. Cuando un nuevo concejal fue a Tokio, le dijo a la figura central local que vino a despedirle: "No voy a trabajar sólo para Matsuyama (el nombre de la ciudad). Ojalá hubiera uno o dos representantes así incluso ahora (Yanagita, 1964, p. 455). Una reciente columna del Yomiuri Shimbun (Yomiuri Shimbun, 28 de noviembre de 2009) citaba algunas de las declaraciones de Yanagida, señalando que los parlamentarios de hoy deben plantearse cómo distanciarse de los favores locales. Literatura Yanagita, K.(1964), "70 años de ciudad natal", "Colección de Kunio Yanagita, Volumen separado 3", Tokyo: Chikuma Shobo 1-421. (en japonés). Naito, T. (2012). Formación y moralidad: Formación y educación moral de la gratitud. Noma Education Research Institute Bulletin" , Vol. 51, 529-577. (en japonés). . Hasta arriba アンカー 7 Hasta arriba アンカー 8 Hasta arriba アンカー 9 アンカー 3 Ve arriba
- Contronos y significad de gratitude
Contronos y significado de Gratitud (¿Qué es Gratitud?) ( Takashi Naito, Naoko Washizu, 2020.8.4, Última actualización,2022.11.1 ) Menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Contenido de esta sección Típico de gratitud Ampliación del significado de la gratitud 1: Gratitud por algo que no es una persona Ampliación del significado de gratitud 2: sentimientos de deuda o "smanai"(japonés). Núcleo de la gratitud: respeto por la otra persona. Significado de la gratitud アンカー 3 Típico de gratitud Cuando se trata de definir cualquier palabra, no es fácil. "Gracias" es lo mismo. Sin embargo, cuando pensemos en la gratitud de ahora en adelante, debemos evitar la confusión debido a la diferencia en el significado de la gratitud. Entonces, primero, me gustaría considerar un ejemplo típico de gratitud (un ejemplo central, un prototipo prototipo). Creo que esto es más fácil para conseguir un partido entre nosotros . Ejemplo típico de gratitud (prototipo) “Un sentimiento de cercanía y respeto hacia una persona que se experimenta cuando el beneficio o la felicidad de uno (mi) se produce por el acto voluntario y de buena voluntad de otra persona". En definitiva, es el sentimiento de respeto y familiaridad por los propios intereses y la felicidad cuando es provocada por la buena voluntad de los demás . Incorporando tendencias psicológicas recientes, enfatiza el aspecto emocional positivo de la gratitud. En otras palabras, el “sentimiento de deuda” ( Nota 1). que experimentas cuando te beneficias de los demás no están incluidos en esta gratitud. Creo que el típico ejemplo de gratitud dado aquí está en el centro del concepto de gratitud para muchas personas. Pero aunque es típico de la gratitud, la gratitud lleva un área importante a su alrededor que no podemos ignorar. Ampliación del significado de la gratitud 1: Gratitud por algo que no es una persona El ejemplo típico de gratitud que hemos dado antes se expresa como "por una acción voluntaria basada en buenas intenciones". Sin embargo, también puede haber gratitud que no cumpla esta condición. Por ejemplo, una persona que ha sido bendecida con una buena cosecha está agradecida a la naturaleza por habérsela traído. Sin embargo, no se suele considerar que la naturaleza tenga voluntad (ni oficialmente). En otras palabras, el término "acto voluntario de buena voluntad" no se aplica en este caso. Así, el objeto de la gratitud no suele ser voluntario. Así que, reconociendo los anteriores "ejemplos típicos de gratitud" como ejemplos típicos, este sitio web quisiera explorar la siguiente mentalidad amplia como "gratitud" o "retribución". "los sentimientos de respeto y apego que sientes hacia otros seres, vivos o no, que te han aportado felicidad o beneficio". Ampliación del significado de gratitud 2: sentimientos de deuda o "sumanai" (japonés) ( Nota 1) Junto a los sentimientos de gratitud, hay emociones que se suelen sentir. Entre los sentimientos más comunes en nuestra sociedad están el endeudamiento psicológico y el sentimiento de "sumanai". El endeudamiento psicológico es el sentimiento de tener que devolver un favor, mientras que el "sumanai" (japonés) es un sentimiento de remordimiento por no haber cumplido la función original y, como consecuencia, haber causado molestias a los demás. Hay una posición de que estos sentimientos deben incluirse en la gratitud, pero en este HP se posicionan como otros sentimientos que están estrechamente relacionados con la gratitud. Sin embargo, estos sentimientos a menudo ocurren al mismo tiempo que la gratitud, y se considera esencial incluirlos en la exploración de la gratitud. Núcleo de la gratitud: respeto por la otra persona Como hemos dicho, la gratitud implica el reconocimiento de que el bienestar propio se debe a los "otros" -otras personas, cosas y asuntos- y el respeto que se les debe. Se puede decir que se trata de enfrentarse a la otra persona como una entidad separada de uno mismo y luego tenerle respeto. Implica objetivar a la otra parte. La naturaleza de esta apreciación puede vislumbrarse en las siguientes ocasiones. Para los niños, "gracias" tiene un significado diferente de "bien hecho", que es un cumplido. Transmite respeto a los niños como seres humanos. Si recibes ayuda de alguien que ha perdido todo el sentido del respeto como resultado de una intensa hostilidad, puede ser difícil sentirse agradecido. De hecho, puede que incluso se sienta humillado por haber sido ayudado por una persona así. Esto se debe a que la gratitud incluye el "respeto". Sin embargo, si sientes gratitud hacia ese compañero, la relación está cambiando. En una situación en la que "juntos somos uno", por ejemplo, expresar la gratitud a un compañero que se ha peleado contigo inmediatamente después de que tu equipo haya ganado un partido deportivo, podría considerarse "fuera de lugar" o "inmodesto". Esto se debe a que la gratitud es una respuesta emocional a alguien que está "separado" de ti. Tal vez sea porque aquí es donde experimentamos el "nosotros" de la alegría mutua, en lugar de situar a los mismos compañeros como "ot-ros" (un punto meandroso, pero teniendo en cuenta esto, la gratitud puede ser más adecuada para las despedidas - a las personas que nos nutrieron bodas, ceremonias de graduación, etc.) como dejar el nido de las personas que nos nutrieron). Significado de la gratitud El significado y la importancia de la gratitud se describen en muchos contextos. En la educación moral en las escuelas, la gratitud se incluye en el curso de estudio como un elemento de contenido moral (para las escuelas primarias, por ejemplo,Ministerio de Educación, Cultura, Deporte, Ciencia y Tecnología, 2017). También puede encontrar libros sobre la gratitud en el estante de desarrollo personal" en las librerías. Sin embargo, aunque muchas personas defienden el significado y la importancia de la gratitud, difieren en lo que significan. Por lo tanto, me gustaría organizar varios posibles significados de la gratitud desde la perspectiva de lo que trae la gratitud , la gratitud en sí misma y las cosas que traen gratitud (Naito, y Washizu, 2021). A. “La gratitud es significativa porque nos brinda felicidad a nosotros mismos y a los demás”: Lo que trae la gratitud La gratitud puede resultar en una gama de bienestar y bienestar para nosotros y quienes nos rodean. Ese es uno de los significados importantes de la gratitud. Una de estas posiciones es la posición de que la gratitud tiene poder , que se establece en la sección El poder de la gratitud de este sitio web. B. La gratitud tiene su propio significado moral la gratitud misma La idea es que la gratitud tiene su propio significado. Las personas viven en relación con otras personas, y el reconocimiento mutuo de la personalidad de cada uno es la base moral de las relaciones humanas. Es la idea de que estar agradecido por los beneficios de los demás es reconocer la personalidad de la otra persona y que tiene un significado importante en la interacción humana. Por supuesto, reconocer la personalidad de alguien es diferente de reconocer la corrección y autoridad de la opinión de la otra persona. C. La gratitud tiene significado como un espejo que refleja el corazón : Lo que trae la gratitud La gratitud expresa el estado de ánimo. Cuando un joven que solía hablar solo de su insatisfacción con su familia comienza a expresar su gratitud hacia su familia, la pregunta importante es por qué comenzó a expresar gratitud. El cambio de corazón que dio lugar a la gratitud puede ser el importante cambio de corazón del joven. La gratitud tiene un significado importante como espejo que refleja el complicado estado de la mente. A veces también oímos a la gente decir que quiere terminar su vida con gratitud hacia los demás. Hinohara, un destacado médico en Japón, declaró. Quiero vivir y morir de manera que, al final de mi vida, pueda agradecer todo lo que he recibido y decir "gracias"". (Hinohara, 2006, p.16). De nuevo, la "gratitud" se entiende como resultado de un estado mental y una forma de vida deseables. ¿Cuál es, entonces, el modo de vida y la mente que trae la gratitud? Esa es una de las cuestiones que tiene HP. Literatura Hinohara, Shigeaki (2006). Living a finite life. Weekly Shikoku Pilgrimage Editorial Department, "Life's Strange - 30 Wisdom for Living 'Now'" Kodansha.(Japanese). Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (2018). "Commentary on Courses of Study for Elementary Schools Special Subject Morality Edition" (notified in 2017) (Japanese). https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2016 /01/08/1356257_4.pdf downloaded 2022.8.17. Naito, T., Washizu, N. (2021). Gratitude in Education: Three perspectives on the educational significance of gratitude. Academia Letters, Article 4376. https://doi.org/10.20935/AL4376. (English). Washizu, N., & Naito, T. (2015). The emotions sumanai, gratitude, and indebtedness, and their relations to interpersonal orientation and psychological well-being among Japanese university students. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, Consultation. 4(3) , 209-222. La versión en español se termina aquí Nota 1 Deuda: Emociones negativas con sentido del deber de devolver (Greenberg, 1980). Este HP también usa el término "deuda psicológica", pero a menos que se indique lo contrario, se usan ambos. No hay distinción. Este sitio web también se refiere a las responsabilidades psicológicas y otros sentimientos como "emociones negativas", lo que significa que no son agradables. No significa necesariamente que sean perjudiciales. • "Sumanai" es una palabra japonesa que se utiliza para disculparse y dar las gracias a los demás. Debido a la compleja naturaleza de la palabra, es difícil definir claramente la palabra, incluso en japonés. Definimos tentativamente "sumanai" como un sentimiento de gratitud por la ayuda de alguien junto con pena y, a veces, culpa por haberles causado tantas molestias (Washizu y Naito, 2015). Literatura ・Greenberg, M. S. (1980). A theory of indebtedness. In K. J. Gergen, M. S. Greenberg, & R. H. Willis (Eds.), Social exchange: Advances in theory and research. (pp.3-26). New York: Plenum Press. ・Washizu, N., & Naito, T. (2015). The emotions sumanai, gratitude, and indebtedness, and their relations to interpersonal orientation and psychological well-being among Japanese university students. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, Consultation. 4(3), 209-222. アンカー 2 アンカー 11 Hasta arriba Hasta arriba Hasta arriba 12 Hasta arriba アンカー 13 アンカー 14 TOP TOP TOP TOP TOP . TOP . アンカー 1 . .
- Poder del sentido de la deuda |el poder de las emociones negativas en la gratitud|Gratitud en la vida
Sentido de la deuda psicológica: el poder de las emociones negativas en la gratitud ( Takash i Naito, Naoko Washizu, 2020.8.4,Última actualización , 2024.6.4) menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda En la sección «El poder de la gratitud», hablamos de por qué la gratitud aumenta el bienestar como fuerza positiva. Por otro lado, la gratitud puede ir acompañada de sentimientos de «lo siento» y deuda psicológica. ¿Son estos sentimientos una fuerza positiva? Si es así, ¿cómo? En esta página llamamos a estos sentimientos «emociones negativas» y explicamos cómo funcionan. アンカー 7 Contenido de esta sección Importancia de las emociones negativas Por qué las emociones negativas aumentan el bienestar 1 - Emociones positivas de sentirse en deuda Por qué las emociones negativas aumentan el bienestar 2 -Conversión a una gratitud superior アンカー 2 Figura 1 Hipótesis sobre el impacto de cada emoción en la experiencia de gratitud ( Basado en los resultados de Washizu, Naito, Harada (2016), etc.) * reformulación positiva: cambiar la interpretación (punto de vista) de una situación en un aprieto para reducir las emociones negativas o conducir a emociones positivas. Importancia de las emociones negativas Cuando sabemos que nos hemos beneficiado de los demás, solemos sentir no sólo sentimientos positivos de gratitud, sino también los llamados sentimientos negativos. Por ejemplo, si pierdes algo en la calle y alguien que camina detrás de ti lo recoge, puedes sentir emociones negativas como "lo siento" por las molestias que has causado. Junto a los sentimientos positivos de gratitud, los sentimientos más bien negativos pueden incluir sentimientos de deuda, sentimientos de arrepentimiento, amenazas a la autoestima, etc. Estos sentimientos negativos, especialmente los sentimientos de deuda, pueden estar asociados a sentimientos depresivos y pueden utilizarse para interferir en las relaciones interpersonales. relaciones (McCullough, Kilpatrick, Emmons y Larson, 2001). El aumento de las emociones positivas y la disminución de las emociones negativas suelen considerarse deseables para las personas. Sin embargo, la experiencia de las emociones negativas suele favorecer las emociones positivas y la felicidad. Además, existe la idea de que las experiencias negativas pueden conducir a una mayor sensación de bienestar. El fundador de la terapia Naikan, Yoshimoto Isinobu, declaró lo siguiente hace medio siglo (las palabras "lealtad" y "piedad filial" reflejan los tiempos de entonces). Cuando reflexionamos, nos avergonzamos de nosotros mismos, y después del arrepentimiento, sentimos gratitud y agradecimiento por la bondad que hemos recibido. La gratitud sin arrepentimiento no es verdadera gratitud. Sólo cuando nos demos cuenta de nuestra propia deslealtad y conozcamos nuestra propia piedad filial podremos ser verdaderamente leales y filiales, y sólo cuando al menos pensemos en ello podrán surgir la verdadera lealtad y la piedad filial. (Yoshimoto, 1946. Dejaré la explicación de la terapia de introspección a otros Nota 2). La función positiva y de las emociones negativas se ha discutido en muchos campos diferentes. En la antigüedad, se dice que Gautama Siddhartha, el fundador del budismo, inició su viaje hacia la iluminación renunciando a su posición, provocada por el sufrimiento del nacimiento, el envejecimiento, la enfermedad y la muerte. Incluso hoy en día, varios pensadores e investigadores han discutido la importancia de afrontar la emoción negativa del duelo (Takeuchi, 2009; Yamaori, 2002; Yanagida, 2005). Yanagida (2005) afirma. En mis diversos encuentros siento que los sentimientos de tristeza y las lágrimas son en realidad una fuente de energía que cultiva el corazón, profundiza nuestra comprensión de los demás y nos refresca para vivir el mañana" (Kunio Yanagida, 2005, p. 143). Estas consideraciones sugieren que las "emociones negativas" tienen aspectos tanto positivos como negativos. Por qué las emociones negativas aumentan el bienestar 1 Entonces, ¿cómo pueden las emociones negativas que sentimos cuando sabemos que hemos sido beneficiados por otros llevarnos a tomar medidas para mejorar nuestro propio bienestar y el de los demás? Una explicación es que, al igual que los sentimientos positivos de gratitud, las emociones negativas tienen el mismo efecto de ampliar las relaciones sociales. Es la siguiente explicación basada en la ingratitud. Un sentimiento de deuda conduce naturalmente a acciones para devolver el favor a la otra persona. Además, cuando se añade la conciencia de interrelaciones más amplias, se desarrolla un sentimiento de ingratitud hacia un abanico más amplio de personas. De este modo, se cree que el sentimiento de ingratitud (o "feeling of debt" en la Figura 1) es una fuerza que profundiza y, a veces, amplía las relaciones con los demás. En última instancia, tiene el potencial de conducir a las personas a un mayor bienestar. Sin embargo, por otro lado, también puede conducir a relaciones cerradas con los demás, ya que no pueden asumir los mayores beneficios y responsabilidades de los demás. Los aspectos negativos del endeudamiento han sido señalados como una posibilidad, principalmente por investigadores internacionales. Así pues, el endeudamiento y los sentimientos de deuda pueden tener un impacto bidireccional. La cuestión de si las emociones negativas sirven para cerrar las relaciones con los demás o para mantener y ampliar la interacción con los demás es difícil. Depende de la forma en que se exijan los actos de gratitud en la sociedad y del tipo de apoyo disponible para la carga psicológica provocada por un sentimiento de gratitud. Por qué las emociones negativas aumentan el bienestar 2 - Transformación en mayor aprecio Este proceso es el sugerido por la terapia japonesa Naikan. Otro proceso es que las emociones negativas se transforman (cambian) en mayores niveles de gratitud, y los sentimientos transformados de gratitud aumentan el bienestar. Se trata de un proceso psicológico en el que, en primer lugar, cuando recibo un beneficio de otra persona, siento pena y una sensación de deuda psicológica hacia esa persona. En segundo lugar, me doy cuenta de que, aunque yo sea así, esa persona me ha beneficiado. Entonces siento gratitud, incluso respeto, hacia la otra persona. La percepción de que he causado (o estoy causando) problemas a los demás no es una emoción agradable. Sin embargo, la percepción del apoyo de los demás crea sentimientos positivos de gratitud. En otras palabras, estos sentimientos de gratitud se basan en sentimientos de culpa y arrepentimiento por haberles causado molestias. La figura 1 muestra una representación esquemática provisional de los sentimientos de gratitud, culpa y arrepentimiento. Aunque se encuentra en fase de especulación, se pueden considerar los siguientes procesos aproximados. 1. Los sentimientos positivos de gratitud y los negativos se producen simultáneamente. 2. La gratitud positiva influye, por ejemplo, en la prolongación de la relación. 3. una parte de las emociones negativas (carga psicológica) promueve la huida de la relación, mientras que otra parte (sentido de la obligación de recompensa, reciprocidad) actúa como mantenimiento de la relación 4. por otro lado, las emociones negativas, cuando se someten a procesos como la reinterpretación productiva y el reencuadre posotivo, se acompañan de gratitud positiva y avanzan hacia la expansión y el enriquecimiento de las relaciones. Por último, mencionamos los problemas pendientes. Se trata de la cuestión de en qué se diferencian la gratitud y la felicidad tras experimentar emociones negativas de las que no se experimentan. Quizás sea difícil sacar conclusiones generales. Es probable que el efecto dependa del tipo de cambio en la percepción que se produce con las emociones negativas y de cómo el entorno apoya este cambio. Literatura Greenberg, M.S .(1980). A theory of indebtedness. In K.J. Gergen, M.S .Greenberg, & R.H. Willis (Eds.), Social exchange: Advances in theory and research. (Pp.3-26). New York: Plenum Press. McCullough, M.E., Kilpatrick, S., Emmons, RA, & Larson, D. (2001). Is gratitude a moral affect? Psychological Bulletin, 127, 249–266. Takeuchi, Seiichi (2009). Philosophy of Sorrow. NHK. Yamaori, Tetsuo (2002). Spiritual history of sadness . PHP. In Japanese. Yanagita, Kunio (2005). The power of words, the power of living. Shincho Bunko. In Japanese. Yoshimoto, Ishin (1946). Reflection (introspection). Faith Counseling Center 1946.7.12 downloaded 2011.8.29 http://www.naikan.jp/B4-2.html, In Japanese. Washizu,N. (2019). Examination of the effects of gratitude, psychological debt, and "sorry" emotions on psychological well-being and their mechanisms. Doctoral dissertation at Ochanomizu University. In Japanese. Washizu, N., & Naito, T. (2015). The emotions sumanai, gratitude, and indebtedness, and their relations to interpersonal orientation and psychological well-being among Japanese university students. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, Consultation. 4(3) , 209-222. Washizu,N. and Naito,T. (2021). Impact of gratitude and debt on interpersonal relationships-focusing on cognition and motivation for helpers-. Ochanomizu University Human Culture Creation Sciences, 23, 151-159. In Japanese. Washizu,N., Naito,T., Harada,M. (2016). Gratitude, the effect of psychological debt on interpersonal orientation and psychological well-being. The Japanese journal of research on emotions, 24 , 1-11. In Japanese. La versión en español se termina aquí Nota 1 Además, "sentimiento de deuda" y "sentir pena (sumanai in Japanese)" se usan aquí con los siguientes significados. Deuda: Emociones negativas con sentido del deber de devolver (Greenberg, 1980).Este HP también usa el término "deuda psicológica", pero a menos que se indique lo contrario, se usan ambos.No hay distinción. Este sitio web también se refiere a las responsabilidades psicológicas y otros sentimientos como "emociones negativas", lo que significa que no son agradables. No significa necesariamente que sean perjudiciales. "Sumanai" es una palabra japonesa que se utiliza para disculparse y dar las gracias a los demás. Debido a la compleja naturaleza de la palabra, es difícil definir claramente la palabra, incluso en japonés. Definimos tentativamente "sumanai" como un sentimiento de gratitud por la ayuda de alguien junto con pena y, a veces, culpa por haberles causado tantas molestias (Washizu y Naito, 2015). Literatura Greenberg, MS (1980).Una teoría de endeudamiento En KJ Gergen, MS Greenberg y RH Willis (Eds.), Social exchange: Advances in theory and investigación. (págs. 3-26).Nueva York: Plenum Press. Washizu, N., & Naito, T. (2015). The emotions sumanai, gratitude, and indebtedness, and their relations to interpersonal orientation and psychological well-being among Japanese university students. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, Consultation. 4(3) , 209-222. Hasta arriba . アンカー 11 アンカー 12 アンカー 23 アンカー 5 TOPへ アンカー 3 アンカー 4 アンカー 22 TOP TOP Hasta arriba アンカー 1 Nota 2 Breve explicación de la terapia Naikan (parcialmente omitida de Naito, 2012, p.548-550) La terapia Naikan es una psicoterapia establecida por Yoshimoto Ishin. Se ha aplicado como psicoterapia para la mala adaptación social o en algunos centros penitenciarios, pero recientemente ha habido intentos de aplicarlo a la educación escolar. a Procedimiento para la terapia naikan Primero, presentaré el método básico. Generalmente, se hace en un lugar pequeño (como rodear la esquina de la habitación con un biombo) y aislado de los demás. Y continúa durante unos 7 días durante 15 horas al día. En este momento, por ejemplo, recuerda lo que hiciste durante un período de tiempo específico para una persona que está estrechamente relacionada contigo. Del mismo modo, recuerdo "lo que devolví". Del mismo modo, recuerdo "causé una molestia". Estos se repiten cambiando la persona a ser recordada y el período. Generalmente, la madre es el primer objetivo. Luego, son reemplazados por padres, hermanos y hermanas. Lo que se espera en este proceso es darse cuenta de la magnitud de "lo que has hecho" y "lo que has causado problemas" por lo que has "devuelto" a cada persona en el pasado. Sí, y como resultado, reconozco y sentir que he vivido en una relación con los demás y que he vivido con grandes beneficios de los demás. En muchos casos, este proceso hace que el visitante (cliente) se sienta muy endeudado o arrepentido. b De los sentimientos de "lo siento" a la gratitud Sin embargo, el sentimiento de "lo siento" es un sentimiento negativo. Al menos, es un sentimiento doloroso para la persona. En algunos casos, también puede conducir a un comportamiento autodestructivo. Para un comportamiento positivo, es necesario convertir los sentimientos negativos de arrepentimiento en sentimientos positivos, por así decirlo, sentimientos positivos. Uno de los aspectos notables de la terapia naikan es que se espera que cambie a emociones positivas en lugar de emociones negativas. El siguiente es un ejemplo de Yoshimoto (1983) sobre este punto, y un ejemplo de la transición de sentimientos de decepción a gratitud. Ejemplo de una oficina del fiscal local "Durante los últimos treinta y ocho años, he vivido en un mar de mentiras y robos. (Omitido) Por lo tanto, mientras continuaba investigando mentiras y robos, fui empujado al fondo de mi decepción. Se ha ido, pero hay un camino de regreso allí. La naturaleza y las personas que me rodean, a menudo sienten que he estado cálidamente vivo y criado hasta el día de hoy. Desde el fondo de mi decepción, pude ver la luz de la gratitud ". (Ishin Yoshimoto, "Invitación a la introspección", Toki Shobo, 1983, pp. 208-209). El cliente, el Fiscal del Ministerio Público del Distrito, se ha vuelto profundamente culpable de sus acciones pasadas en las primeras etapas de su reflexión, es decir, su introspección. Sin embargo, informa que se dio cuenta de que la naturaleza y las personas que lo rodeaban lo habían criado cálidamente y que comenzó a sentir una "gratitud" positiva. Este cambio se puede describir como un cambio de emociones negativas a emociones positivas. Así, en la terapia Naikan, como resultado de la reflexión sobre el pasado y el presente, no se acaba simplemente despertando sentimientos de culpa y “pena” hacia otras personas, sino una mayor conversión a sentimientos positivos. Naito.T. (2012), Capacitación y moralidad: capacitación en gratitud y educación moral, "Investigación integral sobre formación y capacitación humana, Boletín del Instituto de Investigación de Educación Noma", Vol. 51, 529-577. (japonés). . Hasta arriba
- Cambios en la gratitud desde la infancia hasta la vejez
Desarrollo de la gratitud: una perspectiva de desarrollo a lo largo de toda la vida (Takash i Naito, Naoko Washizu, 2020.8.4, Última actu alización, 2024.6.16 ) . ¿Cómo cambia la gratitud con la edad ? ¿Y cuál es el significado de la gratitud en cada momento de la vida ? アンカー 1 アンカー 3 menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Contenido de esta sección La grat itud cambia con la edad Hasta la infancia Adolescencia Edad adulta: responsabilidad y aprecio por la familia y la sociedad Vejez: dar sentido a la vida y apreciarla - . アンカー 8 Edad y gratitud Vivimos en relación con "los demás" durante toda nuestra vida. Nuestras interacciones con los "otros" se amplían y cambian a medida que envejecemos. Las personas afrontan nuevos retos -desafíos del desarrollo- que surgen cada vez (Erikson, 1950). Las actitudes y los comportamientos apreciativos adoptan diferentes formas a medida que abordan los retos evolutivos de cada época. La Tabla 1 muestra las manifestaciones evolutivas de la gratitud o los temas de gratitud en cada periodo de tiempo (tabla simplificada de Naito y Washizu, 2019 , p.81). アンカー 2 Hasta la infancia - aprender gratitud TOP Ve arriba TOP El tema de la gratitud en este periodo es aprender a expresar gratitud (con palabras y acciones) y el significado de la gratitud. Sin embargo, esto no significa que en la infancia se adquiera todo un nuevo conjunto de "comportamientos psicológicos" de gratitud. En primer lugar, el concepto de gratitud presupone diversas capacidades intelectuales y conocimientos, como la comprensión de los motivos de una persona y el reconocimiento de las relaciones causales (véase la página "La estructura de los juicios de gratitud" en este sitio web). Esos materiales de base de la gratitud empiezan a crecer incluso antes de que se aprenda la acción y el significado de la gratitud. En segundo lugar, la adquisición de la acción y el significado de la gratitud no se completa en la infancia. A lo largo de la vida, la gratitud sigue desarrollándose. Es similar a un juego en el que, después de aprender las reglas del juego y cualificarse para participar en él, uno sigue necesitando destrezas y habilidades para hacerse más fuerte en el juego. Durante la infancia, se aprenden algunas de las características básicas de la gratitud . Acciones (palabras) de gratitud Se cree que los niños empiezan a aprender a partir de rutinas sociales simplistas de gratitud, como "dar las gracias cuando se recibe algo". Parece un aprendizaje sencillo, pero como demuestra el estudio realizado en Estados Unidos de América que se presenta a continuación, no lo es tanto. Grief y Gleason (1980) observaron a niños de cinco años en un laboratorio para ver si vocalizaban saludos y palabras de agradecimiento cuando estaban con sus padres. Los resultados mostraron que el 86% de los niños expresaban palabras de gratitud cuando sus padres les proporcionaban estímulos o pistas, pero sólo el 7% de los niños expresaban palabras de gratitud cuando éstos estaban ausentes. Parece que se necesita mucho más aprendizaje del que podríamos imaginar para hacer posibles los actos espontáneos de gratitud en diversas situaciones. El concepto de gratitud Estudios anteriores han demostrado los siguientes cambios relacionados con la edad en lo que respecta al concepto de gratitud. Primera infancia La gratitud en los niños hasta aproximadamente los primeros años de la escuela primaria tiende a no tener suficientemente en cuenta las intenciones del benefactor o la carga (coste) gastada. Esta forma de dar las gracias evoca imágenes de gratitud cabizbaja, como "te doy las gracias cuando haces algo por mí". Las razones de esta forma de agradecer pueden incluir una consideración inadecuada de la perspectiva de la persona que ha dado el beneficio. Infancia tardía En los cursos superiores de la escuela primaria, la intención del benefactor se convierte en un importante factor determinante de si se le está o no agradecido. En otras palabras, cuando el benefactor da un beneficio basándose en su propia intención "en beneficio de la otra persona", y no debido a normas, obligaciones u órdenes de otros, se considera que es merecedor de gratitud. Esto coincide con algunas nociones adultas de gratitud. También llegan a creer que el grado de gratitud debe variar en función del sacrificio (coste) realizado por el benefactor. Así, la gratitud hacia "aquellos que voluntariamente te dan beneficios, incluso a un alto coste" será mayor y la relación se fortalecerá. En otras palabras, la gratitud favorece el fortalecimiento de una determinada relación. アンカー 4 Adolescencia — Transformando la Independencia Psicológica y la Gratitud Hay muchas teorías sobre el momento de la adolescencia, pero aquí asumimos que va desde los primeros años de la adolescencia hasta los últimos de la veintena. Durante la adolescencia, el mundo social se expande, tanto en percepción como en actividad. El yo y las relaciones interpersonales se ven desde una perspectiva social más amplia. Se explora entonces la posición y la identidad del yo en la sociedad. Estas características de la adolescencia tienen un impacto significativo en la naturaleza de la gratitud. El comienzo de la adolescencia: replantearse el objeto de la gratitud A veces se cuestionan si otras personas que han sido objeto de su agradecimiento (por ejemplo, padres, amigos) son realmente dignas de gratitud, o si los beneficios que han recibido hasta ahora merecen ser agradecidos. El proceso de cuestionamiento y reevaluación Inicialmente, el cuestionamiento de la gratitud parte de una perspectiva relativamente estrecha y concreta. En algunos casos, esto va acompañado de desconfianza y rebelión contra los padres (dudas sobre la "crianza por el ego de los padres"). Al reconsiderar el objeto de la gratitud, también se centra más la atención en si se ha respondido de forma acorde con la gratitud. Cuando se dan cuenta de que ellos mismos no han desempeñado un papel digno del objeto de su gratitud, es probable que se sientan apenados. La investigación de Ikeda (2006) sobre la gratitud hacia las madres entre los adolescentes sugiere un periodo de gratitud autoinculpatoria en el que sienten "pena" hacia sus madres. En otras palabras, se cree que el sentimiento de no haber respondido adecuadamente a los beneficios que han recibido de sus padres produce un "estado psicológico de remordimiento de gratitud hacia sus madres". Fin de la adolescencia A partir de entonces, entran en una sociedad más amplia a través, por ejemplo, del acceso a una profesión, y se les exige que sean independientes en diversos aspectos de forma concreta. Los beneficios recibidos de otros se entienden en relación causal con las circunstancias sociales e históricas que los sustentan. Por ejemplo, a los beneficios recibidos de los padres se les reconoce un contexto social e histórico que hizo posible ese comportamiento parental, y la gratitud está sujeta a una gama más amplia de objetos de agradecimiento. Incluso si la gratitud se dirige, en apariencia, a la persona que se ha beneficiado directamente, se hace posible considerar la "devolución" a un abanico más amplio. アンカー 5 TOP Edad adulta: responsabilidad y aprecio por la familia y la sociedad La edad adulta se define aquí como el periodo comprendido entre finales de los 20 y principios de los 60. Chopik, Weidmann y Purol (2022) analizaron los resultados de una encuesta a gran escala a través de Internet en 88 países, incluido Japón, y descubrieron que, al igual que en todos los países, el rasgo de gratitud (es decir, la tendencia a ser agradecido) aumentaba desde finales de la veintena (25-34 años) hasta principios de la sesentena (55-64 años). (Chopik, Weidmann y Purol, 2022). Hay varias interpretaciones posibles: ¿tienen las personas de 20 años más oportunidades de tener relaciones sociales estables, como tener una familia o un trabajo, y de ser más conscientes de la contribución de los demás a su bienestar? Vejez: dar sentido a la vida y apreciarla La definición de la edad de la vejez y su alcance ha cambiado con el tiempo y también existen diferencias culturales. A los efectos de esta sección, la edad de la vejez se define aproximadamente a partir de los 65 años. Se dice que la vejez está muy individualizada. Esto se debe a que existen grandes diferencias individuales en el entorno que rodea a las personas de edad avanzada, así como en su salud física. También se observan diferencias entre las fases temprana y tardía de la vejez, así como en la edad muy avanzada. Teniendo esto en cuenta, nos gustaría considerar las tendencias generales de la vejez. Cambios cualitativos y mantenimiento cuantitativo Según el análisis de Chopik et al. (2022), citado anteriormente, las tendencias cuantitativas en el aprecio característico, es decir, la gratitud, no cambian mucho después de la vejez. Sin embargo, en una encuesta realizada a japoneses y japonesas de edades comprendidas entre la adolescencia y los sesenta años, en la que se analizó el tema de la gratitud, se descubrió que los que tenían más de sesenta años estaban más agradecidos que otros grupos de edad por: las pequeñas cosas de la vida cotidiana, el hecho de haber nacido, las bendiciones de la naturaleza, la conexión con la vida las cosas con las que han luchado en el pasado, su entorno, su salud, su destino y su gratitud a Dios o a Buda (Ikeda, 2015). Se cree que a partir de los 60 años aproximadamente, aunque no se produce un cambio en la gratitud característica como cantidad, sí se produce un cambio cualitativo en el objeto de la gratitud. Más concretamente, se puede interpretar que a partir de los primeros años de la vejez, en la década de los 60, comienza un cambio cualitativo en la gratitud y, como resultado, la gratitud característica, es decir, la tendencia a ser agradecido, puede no disminuir. Características comunes y retos de desarrollo de las personas mayores Una característica común de las personas mayores sería el estrechamiento del área en la que son físicamente capaces de ser activas y la conciencia de los límites de sus vidas. En estas condiciones, emprenden retos de desarrollo durante este periodo; Erikson (1950) propuso ocho etapas de desarrollo psicológico a lo largo de la vida (con el tiempo se estableció una novena etapa). En la octava etapa, que corresponde a la vejez, las personas encuentran el sentido de su vida en su contexto sociohistórico y acaban asumiendo la tarea de aceptar la muerte pacíficamente. Visiones del mundo e historias de vida En el proceso de búsqueda del sentido de la vida, uno necesita un trasfondo para situar su vida. El trasfondo puede ser una visión física moderna del universo, o una visión de la historia familiar desde los antepasados hasta el presente. El reto es qué tipo de mundo imaginar y cómo situarse en él. Y el reto es qué agradecer en ese mundo. Sobre estos puntos, el concepto de trascendencia geriátrica, que está ganando atención en el campo de la gerontología y la geropsicología, es sugerente. La teoría de la trascendencia geriátrica fue propuesta por el sociólogo sueco Tornstam para explicar la relación entre los cambios de valores y el ajuste psicológico que se producen en la vejez. Según la teoría de la trascendencia geriátrica, en la vejez se produce un cambio de una cosmovisión materialista y racional a una cosmovisión más cósmica y trascendente (lo que se denomina trascendencia geriátrica), y dicho cambio de valores y los cambios psicológicos y conductuales asociados contribuyen a mantener y mejorar el bienestar subjetivo en la vejez (Tornstam, 2005). Se cree que la gratitud está incluida en este proceso. Por otro lado, en entrevistas geriátricas de trascendencia similares realizadas a ancianos japoneses se observó que, aunque había algunos puntos en común, no tenían una perspectiva cósmica, sino que se referían a sus conexiones con sus familias reales, esposos y esposas fallecidos, y antepasados (Masui, 2016). Por ejemplo, una persona al borde de la muerte puede decir que un pariente o amigo que ya ha fallecido ha aparecido y se ha reunido con ella. Se trata de un fenómeno familiar para muchos japoneses. Puede haber pruebas indirectas de ello. En una encuesta realizada a personas de la región de Tohoku que habían experimentado cuidados al final de la vida, el 42,3% informó de un fenómeno de este tipo, de los cuales el 52,9% eran familiares o amigos fallecidos (Morooka, Aizawa, Tashiro y Okabe, 2008). Observando los resultados de estos estudios, parece probable que haya dos tipos de personas: las que se posicionan dentro de una cosmovisión abstracta, y las que se orientan hacia su relación con el mundo de los antepasados y los dioses y Buda a través de su relación con muertos concretos. Por supuesto, es probable que se representen muchos otros mundos (Naito & Washizu, 2021 ). Se cree que estamos llamados a ayudar a las personas mayores a construir esas narrativas. Literatura Chopik, W. J., Weidmann, R., Oh, J., & Purol, M. F. (2022). Grateful expectations: Cultural differences in the curvilinear association between age and gratitude. Journal of social and Personal Relationships, 39(10), 3001-3014. Erikson, E. H. (1950). 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Gratitude in life-span development: An overview of comparative studies between different age groups. The Journal of Behavioral Science, 14, 80-93. Naito, T., Washizu, N. (2 021). Gratitude to family and ancestors as the source for wellbeing in Japanese. Academia Letters, Article 2436. https://doi.org/10.20935/AL2436. Singh, D. (2015). I've never thanked my parents for anything. The Atlantic, Jun 8. http://www.theatlantic.com/international/archive/2015/06/thank-you-cultureindia-america/395069/ Tornstam,L.(2005). Gerotranscendence;A developmental theory of positive aging. Springer Publishing Company, New York. La versión en español se termina aquí アンカー 6 Ve arriba TOP . TOP TOP アンカー 10 .
- Introduccon al site
Introducción al sitio ( Takashi Naito, 2020. 8.4 última actualización 2024.4.7) menú del sitio アンカー 1 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Acerca de esta página de inicio El contenido de este sitio se basa en una discusión de nuestro grupo de investigación sobre el tema de la gratitud. El grupo está formado por Takashi Naito, ex profesor de la Universidad de Ochanomizu, y voluntarios que fueron sus alumnos. Este sitio es creado y operado por Takashi Naito. Los nombres de los coautores se dan para las partes que corresponden a la coautoría. Este sitio ha sufrido cambios frecuentes desde que se publicó por primera vez el 4 de agosto de 2020. La fecha de la última actualización de cada página se indica en cada página. La imagen de portada de la página fue tomada por el organizador. n ait ogratitude@gmail.com Representante del organizador Takashi Naito, Ph.D. Profesor emérito de la Universidad de Ochanomizu (Tokio, Japón) naitogratitude@gmail.com Actual: Miembro de "Humming" (grupo de asesoramiento entre iguales para personas mayores) en Kawagoe, Japón Miembro del Comité de Educación Social (ciudad de Kawagoe, Japón) 1983-2016 Profesor asociado, Profesor en la Universidad de Ochanomizu,Tokyo, Japan. 1999-2000 Profesor visitante, Universidad de Minnesota, USA. 2016-2021 Centro de Aprendizaje Adachi de la Universidad de Radiodifusión de Tokio Profesor visitante, Tokyo,Japan. Fecha de inicio de publicación: 2020.8.4 Número de visitas desde el 1.1.2024: Historia profesional detallada/artículos Nuestra tesis principal sobre la gratitud Naito, T., Wangwan, J., Tani, M. (2005). Gratitude in university students in Japan and Thailand. Journal of Cross-Cultural Psychology, 36 , 247 -263. Naito, T, Matsuda, T., Intasuwan, P., Chuawanlee, W., Thanachanan, S., Ounthitiwat, J., and Fukushima, M. (2010). Gratitude for, and regret toward, nature: Relationships to proenvironmental intent of university students from Japan. Social behavior and personality, 38 (7) , 993-1008. Naito, T. and Sakata, Y. (2010). Gratitude, indebtedness, and regret on receiving a friend's favor in Japan. Psychologia, 53, 179-194. Naito, T. (2013). Gratitude. In Kenneth D. Keith (Ed.) The Encyclopedia of Cross-Cultural Psychology. New York: Wiley. (Pp. 616-618). Naito, T. and Washizu, N. (2015). Note on cultural universals and variations of gratitude from an East Asian point of view. International Journal of Behavioral Science. 10, 1-8 . Naito, T. and Washizu, N. (2019). Gratitude in life-span development: An overview of comparative studies between different age groups. The Journal of Behavioral Science, 14, 80-93. Naito, T., and Washizu, N. (2021). Gratitude to family and ancestors as the source for wellbeing in Japanese elderly people. Academia Letters, Article 2436. https://doi.org/10.20935/AL2436 Naito, T., and Washizu, N. (2021). Gratitude in Education: Three perspectives on the educational significance of gratitude. Academia Letters, Article 4376. https://doi.org/10.20935/AL4376. Washizu, N. & Naito, T. (2015). The emotions sumanai, gratitude, and indebtedness, and their relations to interpersonal orientation and psychological well-being among Japanese university students. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, Consultation, 4 (3), 209-222.
- La paradoja de la gratitud y la initimidad|Gratitud en la vida
menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Ve arriba Paradoja de la gratitud y la intimidad ― ¿Construye la gratitud una sociedad en la que la gratitud no es necesaria? (Takashi Naito, 4 ago 2020, última actualización 23 ago 2024) Es común pensar que la gratitud conduce a una sociedad que se ayuda y aprecia mutuamente. Sin embargo, hay cuestiones que ponen en duda esta idea. Aún existen varios misterios sobre la gratitud. Hemos intentado examinar uno de ellos. 1. la pregunta. Se dice que al ser agradecido y expresar gratitud, la relación con la otra persona crece en intimidad. Sin embargo, al crecer la intimidad mutua, también se dice que la gratitud es inútil. A primera vista, esto parece incluso contradictorio. ¿Cómo puede explicarse este fenómeno? Esta página interpreta este fenómeno a partir de las propiedades de la gratitud. En primer lugar, considera las expresiones de gratitud. 2. las tres propiedades de la gratitud En primer lugar, se identifican y aceptan las siguientes características de la gratitud a. La gratitud estrecha la relación con la persona que es objeto de ella. b. en una relación estrecha, algunos actos de ayuda se dan por descontados (se dan por «descontados» debido a la gran confianza, la sensación de normalidad, etc.). c. cuando un acto se da por supuesto, éste no es objeto de expresiones de gratitud (cuando el acto se «da por supuesto», por ejemplo, está estrictamente regulado por normas). 3. situaciones derivadas de la naturaleza del agradecimiento Suponiendo a, b y c, se derivan las siguientes situaciones La relación se estrecha gracias al acto de gratitud. El acto de ayudar se da por supuesto. Cuando la ayuda se normaliza en una relación estrecha, cada expresión de gratitud se considera una carga, tanto mental como física. Como resultado, la ayuda se vuelve cada vez menos consciente. Además, queda excluida del agradecimiento (o, al menos, éste ya no se expresa). En algunos casos, la ayuda puede convertirse en una obligación social o religiosa y, como resultado, las expresiones individuales de gratitud pueden dejar de ser necesarias. De hecho, un estudio sobre las palabras de gratitud realizado a escala global descubrió que, en muchas culturas, había menos palabras de gratitud de las esperadas por una ayuda menor, como que te quiten la sal de la mesa (Jennifer Schuessler, traducido por Asako Fujiwara, 2018). Cuando la gratitud se expresa en tales situaciones, se enfrenta a acusaciones de ser «empalagosa», «deliberada», «distante» o «formal». Hasta ahora, podría decirse que las expresiones de gratitud son similares a las pastillas para el dolor de cabeza. Te la tomas cuando te duele la cabeza y cuando el dolor de cabeza desaparece, su función ha terminado y no tienes que tomarla.Sin embargo, lo que es diferente de la medicación para el dolor de cabeza es que en nuestra sociedad, incluso en las relaciones cercanas, hay momentos en los que queremos reafirmar o fortalecer la relación. Por lo tanto, necesitamos la oportunidad de volver a recordar y confirmar nuestros sentimientos de gratitud para mantener o fortalecer la relación. A nivel social, las instituciones sociales ofrecen oportunidades para reafirmar la gratitud. El «Día de la Gratitud» en muchos países es un ejemplo de ello. 4. ¿en el caso de la gratitud? Hasta ahora hemos considerado las expresiones de gratitud. ¿Qué ocurre con la gratitud? En primer lugar, ¿disminuye la propia gratitud en el caso de las relaciones estrechas? Tal vez, como en el caso de las expresiones de gratitud, cada vez que recibamos ayuda haya menos conciencia de gratitud. Sin embargo, a un nivel de pensamiento más profundo, es posible que la intensidad de la gratitud no cambie mucho. El recuerdo de haber recibido ayuda permanecerá, y es posible volver a evocar sentimientos de gratitud a partir de esta información. De hecho, en nuestra encuesta a estudiantes universitarios japoneses, éstos tenían un mayor sentimiento de gratitud como sensación positiva cuando les ayudaba un amigo, la madre o el padre, en comparación con cuando les ayudaba un desconocido (Naito, et al., 2005). Análisis, Fig. 1). Estas pruebas son desfavorables a la idea de que las personas pierden el sentimiento de gratitud a medida que se acercan. Por cierto, los sentimientos negativos, incluida la culpa psicológica, eran menores cuando el padre o la madre ayudaban. Esto confirma el conocimiento común de que, en las relaciones cercanas, las personas reciben ayuda sin preocuparse y, al mismo tiempo, sienten gratitud. Por cierto, los sentimientos negativos, incluida la sensación de deuda psicológica, eran menores cuando los padres ayudaban. Esto confirma el conocimiento común de que en las relaciones cercanas, las personas se sienten seguras y aceptan la ayuda, pero también se sienten agradecidas. Por otro lado, para los que creen que la sensación de deuda psicológica es gratitud, recibir ayuda de alguien cercano significa que se sienten menos agradecidos. Conclusión. Se necesitan más investigaciones para sacar conclusiones firmes, pero de momento son posibles las siguientes explicaciones. - La gratitud estrecha las relaciones. La ayuda durante las relaciones cercanas se da «por sentada» y se hace menos consciente, lo que se traduce en menos expresiones de gratitud. - Sin embargo, no parece que los sentimientos de gratitud desaparezcan en las relaciones cercanas. Las investigaciones han demostrado que los sentimientos positivos de gratitud son mayores cuando la ayuda la presta una persona en una relación cercana. - La gratitud en el marco de una relación estrecha se asocia a mayores sentimientos positivos, pero es más probable que vaya acompañada de sentimientos negativos cuando la relación es menos estrecha. Posdata Sin embargo, para los que creen que los sentimientos negativos, como sentir pena, son lo que es la gratitud, la afirmación de que la gratitud es menor cuando la ayuda la presta una persona en una relación cercana está bastante respaldada. La cuestión puede complicarse aún más por cómo se entienda el alcance de la gratitud. Bibliografía Floyd, S., Rossi, G., Baranova, J., Blythe, J., Dingemanse, M., Kendrick, K. H., ... & Enfield, N. J. (2018). Universals and cultural diversity in the expression of gratitude. Royal Society open science, 5(5), 180391. Naito,T., Wangwan,J.,and Tani, M.(2005). Gratitude in university students in Japan and Thailand. Journal of Cross-Cultural Psychology, 36 ,247 -263. Fin del texto. Ve arriba
- Poder de la Gratitud |Gratitud en la vida
menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda . Poder y significado de la gratitud ( Takashi Naito, Naoko Washizu, 2020.8.4, Última actualización, 2024.5.29 ) Cuando uno está agradecido, siente un cambio en su corazón. En cambio, cuando te dan las gracias, te da confianza y, sobre todo, te calienta el corazón. La gratitud aporta algo tanto a quien la da como a quien la recibe. Esta sección se centra principalmente en el corazón de la persona agradecida. Esta sección trata del poder de la gratitud como emoción positiva. Los sentimientos de "sentirse en deuda" y "sentirse arrepentido", que probablemente se experimenten al mismo tiempo, se tratan en una sección (Poder del sentido de la deuda ). Contenido de esta sección Poder de la gratitud El poder de la gratitud en tres procesos Investigaciones que demuestran el poder de la gratitud. Conocer el poder de la verdadera gratitud - a modo de resumen de esta sección La gratitud como fuerza moral: uno de los poderes de la gratitud. アンカー 2 Referencia: El poder de la gratitud En el partido de curling entre Japón y Estados Unidos en los Juegos Olímpicos de Beijing,La mano de Fujisawa que dispara un tiro está escrita en kanji "gracias"fue escrito. El enlace es 2/16 Nikkan Sports, entregado a las 21:10, fotografiado por Satoshi Suga (consultado el 8 de marzo de 2022) Poder de la gratitud La gratitud no es sólo una emoción o reacción pasiva; no sólo hace que la propia mente sea más positiva y aumente la sensación de bienestar, sino que también desencadena diversas acciones hacia el bienestar de los demás. En este sentido, la gratitud tiene poder. El poder de la gratitud se discute en numerosos sitios web y libros, pero hay más de un poder de la gratitud. Por ejemplo, el poder de la gratitud puede ser Mejora de la salud mental y física y del bienestar. Mitigar los efectos del estrés. Profundizar las relaciones con otras personas por las que se siente gratitud. Transformar grupos en grupos de confianza mutua. Como la gratitud consta de muchos elementos diferentes de mente y acción, es lógico que su eficacia varíe en función del elemento en el que se centre la atención. Por lo tanto, nos gustaría organizar el poder de la gratitud dividiendo todo el proceso de la gratitud en tres procesos: "conducir a la gratitud", "cuando se siente gratitud" y "después de sentir gratitud" (véase la Figura 1 para una visión general). Hasta arriba アンカー 4 Hasta arriba Hasta arriba アンカー 3 Hasta arriba Hasta arriba Nota 1 El bienestar (well-being))es un nuevo concepto de salud establecido en la Carta de la OMS de 1946. No es solo que no estés enfermo, sino que es bueno en términos generales físicos, mentales y sociales, y las prácticas para lograrlos y mantenerlos. Era difícil de traducir, ya veces se traducía como "felicidad", pero en estos días, a menudo se lo conoce como "bienestar" o "bienestar". También hay un debate sobre su contenido. Por ejemplo, Riff (1989) propuso el concepto de bienestar psicológico para bienestar subjetivo y bienestar subjetivo. Seligman, M (2012) también incluye P (Emoción positiva), E (Compromiso), R (Relación) y M (Significado). Conciencia de la importancia de), A (Logro/sentido de logro), es decir, PERMA esta propuesto. Los estudios psicológicos han seleccionado y utilizado escalas bajo el concepto básico de bienestar, y se han utilizado algunas escalas de bienestar. (En primer lugar, este concepto está relacionado con la forma deseable de los seres humanos, y en última instancia es una elección basada en el sentido de los valores de cada persona, y socialmente, cambia con la situación buscando el acuerdo mutuo. Creo que es una cosa ). Literatura Ryff, CD (1989). Happiness is everything, or is it? Explorations on the meaning of psychological well-being. Journal of Personality and Social Psychology, 57, 1069-1081. Seligman, ME (2012). Flourish: A visionary new understanding of happiness and well-being. Simon and Schuster. アンカー 10 Hasta arriba Hasta arriba . Figura 1. Resumen de gratitud, bienestar y otros factores. Relaciones hipotéticas entre gratitud,well-being, and other Variables El poder de la gratitud en tres procesos Esta sección describe los efectos de la gratitud en cada uno de los procesos, relacionando hipótesis representativas sobre los efectos de la gratitud. Nótese que las hipótesis discutidas se basan en el artículo de Wood, Froh y Geraghty (2010) y otros. Antes de llegar a la gratitud El primer proceso es el estado de estar preparado para la gratitud, hasta tener un sentimiento de gratitud. En este proceso, el propio "esquema de gratitud" del individuo se encuentra en un estado de preparación. El "esquema" es, en pocas palabras, la "teoría" o estructura conceptual propia de cada persona. El esquema de gratitud puede activarse, por ejemplo, preguntándose a uno mismo si tiene algo por lo que estar agradecido. Un esquema de gratitud activado comienza a examinar diversos asuntos en términos de si son dignos de gratitud. En otras palabras, trata de saber "qué beneficios y bienestar he obtenido", "cuáles son las intenciones de otras personas y su contribución a ellas", "qué sacrificios se han hecho para conseguirlo", etc. Además, las siguientes investigaciones han demostrado la función del esquema de gratitud. La gratitud conduce a un replanteamiento positivo, que a su vez reduce los sentimientos depresivos (Lambert, Fincham y Stillman, 2012). El replanteamiento positivo significa reevaluar la situación actual de forma positiva, por ejemplo, "mirando a largo plazo". Se cree que el esquema de gratitud tiene la función de hacer que las personas sean conscientes de los aspectos positivos de la situación (aunque, por otro lado, también debe evitarse el optimismo dogmático). Un esquema de gratitud activado provoca un estado de confianza con las personas y grupos que te rodean, aunque no conduzca a la gratitud. Estas ideas se basan en la teoría de los esquemas de gratitud. Según esta teoría, las personas agradecidas tienen un esquema de gratitud (marco conceptual) que se activa más fácilmente que otras. Como resultado, se sienten más agradecidas y aumenta su comportamiento compasivo basado en la gratitud. También es más probable que reciban ayuda de otras personas. Cuando sientes gratitud El segundo proceso es el de sentir gratitud. Aunque la gratitud puede ir acompañada de toda una serie de emociones, incluidos sentimientos de endeudamiento, dependiendo de la cultura y la situación, las emociones positivas suelen ser la emoción principal de la gratitud. Estas emociones incluyen el placer a corto plazo, como inmediatamente después de recibir un regalo, y sentimientos a largo plazo de seguridad y felicidad debido a la confirmación o profundización de una relación con la otra persona. Se cree que estas emociones positivas reducen emociones negativas como la depresión y la ansiedad. Hay dos hipótesis relevantes para explicar este efecto de la gratitud. La primera es la hipótesis de las emociones positivas. Se cree que las emociones positivas en general, es decir, la experiencia regular de emociones agradables, tienen un efecto de mejora en enfermedades como la depresión. La gratitud también implica emociones positivas. La hipótesis es que la gratitud desencadena emociones positivas en general, lo que a su vez mejora el bienestar y la salud mental (Lin, 2019 como ejemplo de investigación). Obsérvese que la hipótesis de que "todos" los efectos de la gratitud sobre el bienestar se deben a esta emoción positiva general es rechazada por Wood et al. (2010) sobre la base de los resultados de la investigación de que los efectos de la gratitud sobre el bienestar no pueden explicarse únicamente por los efectos de las emociones positivas generales. El estudio constató que el efecto de la gratitud sobre el bienestar no puede explicarse únicamente por el efecto de las emociones positivas generales. En otras palabras, hay otros efectos de la gratitud que no pueden ser explicados por las emociones positivas generales. La segunda hipótesis es la de extensión/formación, que afirma que las emociones influyen en la cognición. Es una teoría propuesta por Fredrickson (2001) sobre la función de las emociones, que afirma que "las emociones positivas tienden a ampliar temporalmente el repertorio de pensamientos y comportamientos, que a su vez cultivan las capacidades y cualidades del individuo". Aplicadas a la gratitud, las emociones positivas asociadas a la gratitud conducen a una mayor conciencia de uno mismo, de los demás, de las relaciones y de la sociedad, lo que a su vez permite dar respuestas adecuadas para el bienestar y la salud del individuo. Después de la gratitud. Tras el sentimiento de gratitud, surgen diversas actividades y comportamientos psicológicos (aunque el proceso puede no ser claro). El último proceso es el que sigue al sentimiento de gratitud. Este proceso incluye la acción expresiva de gratitud y otros cambios conductuales y mentales basados en la gratitud. En este proceso, la gratitud tiene diversos poderes. La gratitud incluye el reconocimiento de la personalidad de la otra persona y la expresión de respeto. Por lo tanto, se espera que la expresión de gratitud y las acciones que la acompañan refuercen las relaciones de confianza con otras personas, grupos y la sociedad. Como resultado, se espera que las relaciones interpersonales sean más ricas en calidad y cantidad, y que aumente la calidad de la ayuda mutua en los grupos y la sociedad. El término "pay forward". Es el efecto de la gratitud, por el que una persona que se siente apreciada presta ayuda, etc., a otras que no se han beneficiado de ella. A medida que se extiende el comportamiento de ayuda, los grupos se vuelven más cooperativos. Así pues, cabe esperar que las acciones emprendidas tras sentir gratitud tengan efectos muy diversos. Sin embargo, saber exactamente qué métodos son eficaces en qué situaciones es otra cuestión. Por ejemplo, la gratitud es eficaz en situaciones diferentes según las culturas (para más información, véase la página " Cultura y Gratitud " ). Investigaciones que demuestran el poder de la gratitud Numerosos estudios han demostrado el poder de la gratitud. He aquí algunos estudios representativos. Estudios de correlación Uno de ellos es lo que se conoce como investigación correlacional. Es un estudio que examina la correlación entre la propensión a sentir gratitud y los rasgos de personalidad, el bienestar (well-being) (Nota 1), etc. En un estudio pionero de estudiantes universitarios en los Estados Unidos, la escala del cociente de gratitud (GQ-6) se correlacionó positivamente con la satisfacción vital (.53), el bienestar subjetivo (.50), la vitalidad (.46), el optimismo (.51) Por otro lado, se encontró una correlación negativa con la ansiedad (-.20) y la inclinación depresiva (-.30) (McCullough, Emmons, & Tsang, 2002). Desde entonces se han realizado numerosos estudios, y Portocarrero, González y Ekema-Agbaw (2020) abordaron la relación entre las características de la gratitud y el bienestar en un meta-análisis de los resultados de 144 artículos en inglés, español y portugués. Llegaron a la conclusión de que las características de la gratitud estaban positivamente correlacionadas con las variables positivas (por ejemplo, la felicidad y la satisfacción vital) y negativamente con las negativas (por ejemplo, la tendencia a la ansiedad y la depresión). Además, los meta-análisis han demostrado que las tendencias de gratitud están positivamente correlacionadas con la prosocialidad (por ejemplo, altruismo, compartir) (Ma, Tunney, & Ferguson, 2017). Tenga en cuenta que los estudios de correlación tienen varias limitaciones. Por un lado, los estudios de correlación entre dos variables sólo muestran que las dos variables coocurren y cambian, pero no revelan cuál es la causa. Tenga en cuenta que los estudios de correlación no pueden revelar una relación causal entre dos variables. En otras palabras, no está claro si la tendencia a la gratitud es una causa o una consecuencia. También es muy posible que se influyan mutuamente. Por ejemplo, Unanue, et al. (2019) realizaron un estudio longitudinal de los rasgos de gratitud y el bienestar subjetivo, sugiriendo una influencia bidireccional. En segundo lugar, muchos estudios correlacionales han examinado hasta la fecha la relación entre las tendencias (rasgos) de gratitud y las tendencias de personalidad y comportamiento, pero el mecanismo específico por el que se relacionan ambas tendencias es otra cuestión. Investigación sobre los efectos de experimentar la gratitud Otro tipo de investigación examina si el bienestar y otros aspectos del mismo cambian, por ejemplo, mediante un procedimiento experimental en el que se pide a los participantes que enumeren las cosas por las que están agradecidos durante la última semana. El método de "contar la gratitud" es uno de los más utilizados. Se trata de un procedimiento experimental en el que se pide a los participantes en la investigación que enumeren, por ejemplo, una vez a la semana, las cosas por las que están agradecidos durante la semana. También se han realizado varios estudios de este tipo. También se han realizado meta-análisis de los resultados de estos estudios. Sin embargo, estos resultados de análisis no indican necesariamente el efecto destacado de este método. Por ejemplo, Cregg y Cheavens (2021) realizaron un meta-análisis para examinar el efecto del registro de la gratitud sobre la ansiedad y las tendencias depresivas. Concluyeron que escribir lo que se agradece es moderadamente eficaz y recomendaron adoptar otras técnicas más efectivas para los síntomas de ansiedad y depresión. Los resultados de este análisis sugieren que son necesarias varias condiciones y procedimientos para que la "gratitud sea poderosa" (mejore el bienestar). Por ejemplo, el contexto cultural también puede influir. Mientras que algunos estudios informan de resultados positivos en los Estados Unidos de América, otros no encuentran ningún efecto en Japón y Corea (por ejemplo, Aikawa, Yada & Yoshino, 2013; Lee, Choi, &, Lyubomirsky, 2013,Kerry, Chhabra, & Clifton, 2023). Aunque son posibles varias interpretaciones, creemos que, en algunos entornos culturales, como Japón y Corea del Sur, la gratitud tiende a ir acompañada de sentimientos negativos de deuda psicológica y reticencia al mismo tiempo. Por lo tanto, a corto plazo, es poco probable que los cambios en las emociones, como el bienestar subjetivo, surjan de la experiencia de la gratitud. Para que se produzca el cambio, la experiencia de la gratitud requiere un replanteamiento de las demás personas y de la sociedad, lo que puede dar lugar a que se alcance un estado de bienestar más refinado. Esto puede requerir un cierto período de tiempo y condiciones (Naito, & Washizu, 2010). Conocer el poder de la verdadera gratitud Al final de esta sección, expondremos lo que hay que tener en cuenta al explorar el poder de la gratitud. Al hacerlo, sustituiremos el resumen de esta sección. 1. "La investigación sobre los efectos de la experiencia de la gratitud" sugiere que son necesarias unas condiciones para que la experiencia de la gratitud sea más cierta y tenga mayor poder. Estas condiciones deben explorarse más a fondo. 2. asimismo, para que la acción de gratitud tenga un efecto definitivo, es necesario que las acciones de gratitud sean adecuadas a la situación. Sólo a través de esas acciones la gratitud se vuelve más poderosa. 3. como ya se ha señalado en esta sesión, no existe un único poder de la gratitud. Por lo tanto, los pasos a dar pueden diferir en función de cuál de las fuerzas (efectos) de la gratitud se quiera aprovechar. Esto hay que tenerlo en cuenta a la hora de aprovechar el poder de la gratitud. 4. este apartado se ha centrado en los efectos de la gratitud. Sin embargo, la relación entre la gratitud y diferentes aspectos del ser humano puede ser bidireccional y no unidireccional. Por ejemplo, se han obtenido investigaciones que sugieren que la propensión a ser agradecido influye en la propensión a ser feliz, así como que la felicidad influye en la propensión a ser agradecido.Se considera que la gratitud tiene poder en diversas formas(Unanue, et al., 2019). Si se tienen en cuenta estos factores, es probable que el verdadero poder de la gratitud quede más claro. Literatura Aikawa,M., Yada,S., Yoshino,Y. (2013). Intervention experiment on the effect of counting gratitude on subjective well-being. Bulletin of Tokyo Gakugei University General Educational Science 1,64, 125-138.(Japanese). Cregg, DR, & Cheavens, JS (2021). Gratitude interventions: Effective self-help? A meta-analysis of the impact on symptoms of depression and anxiety. Journal of Happiness Studies, 22 (1) , 413-445. Emmons, RA, & McCullough M. E (2003). Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of Personality and Social Psychology, 84 , 377-389. Fredrickson, BL (2001). The role of positive emotions in positive psychology: The broaden-and-build theory of positive emotions. American psychologist, 56 (3), 218-226. Froh, J. J. et al. (2014). Nice thinking! An educational intervention that teaches children to think gratefully. School Psychology Review 43 (2), 132-152. Kerry, N., Chhabra, R., & Clifton, J. D. (2023). Being Thankful for What You Have: A Systematic Review of Evidence for the Effect of Gratitude on Life Satisfaction. Psychology Research and Behavior Management, 16, 4799-4816. Lambert, N. M., Fincham, F. D., & Stillman, T. F. (2012). 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A continuación, con base en la afirmación de McCullough et al., señalaré el "poder moral de la gratitud". a. La gratitud debe conducir a un comportamiento moral Un corazón agradecido crea un comportamiento que devuelve a aquellos que le han dado un favor. También es un acto moral. Pero no se detiene allí. La gratitud nos motiva a actuar por el bienestar de los demás, no solo de aquellos que nos han hecho un favor. Por ejemplo, el aprecio por una persona o cosa concreta puede ampliarse reconociendo las diversas relaciones que hay detrás. b. La gratitud convierte una relación en una relación moral McCullough y otros dicen que la gratitud es un "barómetro moral". Cuando otros te ayudan, tu relación cambiará por completo si sientes gratitud en lugar de simplemente sentir "Me alegro de que haya ido bien" o "Me salvaron". Hay “relaciones de persona a persona” y “relaciones morales” que son diferentes de las relaciones de pérdidas y ganancias. En nuestras palabras, la gratitud tiene el poder de transformar una relación en una relación moral. McCullough, ME, Emmons, RA, & Tsang, J (2002). The grateful disposition: A conceptual and empirical topography. Journal of Personality and Social Psychology, 82, 112–127. La versión en español se termina aquí Hasta arriba アンカー 1 Hasta arriba アンカー 6 アンカー 5 Hasta arriba Topへ
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Página de inicio Organizador Representante Takashi Naito Profesor emérito, Universidad de Ochanomizu (Tokio, Japón) naitogratitude@gmail.com Gratitud en la vida TOP Fecha de inicio de publicación: 2020.8.4 Número de visitas desde el 1.1. 2024: Basándose en investigaciones de diversas disciplinas, como la psicología, la filosofía y los estudios religiosos, este sitio explora la gratitud a lo largo de la vida. La gratitud puede ir acompañada de cargas psicológicas, como la necesidad de devolver el favor, pero también se centrará en estos sentimientos. Palabras clave: gratitud, gratitud, gracias, deuda psicológica, perdón, psicología, gratitud en la vida. menú del sitio 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda . .
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Gratitud en las religiones japonesas — Sintoísmo y Budismo ( Takashi Naito, Naoko Washizu,2020.8.4 Última actualización , 2024.5.18 ) アンカー 5 Contenido de esta sección Introducción Gratitud en sintoísmo Gratitud en el budismo japonés Implicaciones para la investigación sobre la gratitud 【Gratitud en la vida】TOP Contronos y significado de gratitud Poder de la Gratitud Sentido de la deuda psicologica Cultura y Gratitud Desarrollo de la gratitud Problemas y trampas de la grati Introducción al sitio * Paradoja de la gratitud y la intimidad *Gratitud en las religiones japonesas * Estructuras de la gratitud Resultados de la búsqueda Introducción アンカー 6 menú del sitio アンカー 1 Hay muchas religiones en el mundo y mucha gente cree en ellas. La gratitud ha sido una parte importante de estas religiones. Esta sección se centra en el sintoísmo y el budismo como religiones en Japón. Se cree que la mente y el comportamiento de muchos japoneses están influenciados por estas dos religiones. Se dice que muchos japoneses visitan un santuario al nacer, celebran su ceremonia de boda en una iglesia cristiana y celebran su ceremonia fúnebre en un templo budista. Las doctrinas religiosas no aportan necesariamente pruebas directas de nuestra gratitud, pero sí proporcionan un marco para explorar la gratitud, ya que influyen en nuestra forma de ser agradecidos y, a la inversa, reflejan nuestra forma de ser agradecidos. Cabe señalar aquí que no entraremos en las diferencias entre sectas, sino que entenderemos las características generales de cada religión. El contenido de esta sección se modifica parcialmente del siguiente documento. Naito,T. (2012) Shuyou and Morality: Shuyou and Moral Education of Gratitude. Noma Education Research Institute Bulletin", Vol. 51, 529-577 (Written in Japanese). Shinto: agradecimiento a la naturaleza, a los dioses y a los antepasados. El sintoísmo, que se considera la religión nativa de Japón, no tiene una escritura clara y su visión del mundo se plasma en rituales y prácticas de estilo de vida como los festivales. Aquí, por lo general, abordaremos Shrine Shinto en el sentido de los rituales realizados en los santuarios y el pensamiento detrás de ellos. Los santuarios son familiares para muchas personas. Hay santuarios por todo el país, y probablemente mucha gente los haya visitado en ceremonias como el Shichi-Go-San o en festivales anuales. Se puede decir que muchos japoneses practican el sintoísmo en tales rituales y vidas. ・Dios - Gratitud a la naturaleza La primera característica es el énfasis en la apreciación de los kami, la naturaleza. En el sintoísmo, la naturaleza, los animales, los espíritus de figuras destacadas y otros objetos que están más allá del poder del hombre y son objeto de temor y respeto son ampliamente considerados como deidades. En el sintoísmo, donde los fenómenos naturales se consideran dramas tejidos por los dioses, las bendiciones de la naturaleza, incluidos los productos agrícolas, son también bendiciones de los dioses. Por ello, en muchas regiones se celebran festivales de otoño (festivales de la cosecha) para expresar gratitud a los dioses cuando se recogen los productos agrícolas. Así pues, la "gratitud a la naturaleza" puede considerarse la primera característica de la gratitud sintoísta. En los santuarios sintoístas, los objetos naturales, como las montañas, el mar y las rocas, suelen ser venerados como deidades. Se dice que los santuarios han pasado de la forma de venerar una montaña, una roca o un árbol enorme como objeto sagrado, o de la forma de aceptar una deidad descendente a la forma de un santuario donde la deidad siempre reside. Un santuario muy conocido que conserva la forma antigua es el santuario Oumiwa, en la ciudad de Sakurai, prefectura de Nara, dedicado a la deidad Oumononushi no Kami. Como el monte Miwa es venerado como la deidad, no hay un santuario principal para venerar a la deidad, pero sí una sala de culto. ・Gratitud por los familiares y antepasados fallecidos En el sintoísmo hay varias ideas sobre cómo una persona se convierte en dios (por ejemplo, algunos creen que una persona se convierte en deidad sólo tras una contribución especial, mientras que otros creen que una persona se convierte en deidad tras un largo periodo de ofrendas ). Una idea sobre la vida después de la muerte es que las personas se convierten en espíritus impuros y, tras un largo periodo de tiempo, al desaparecer la impureza, pasan a velar por las personas como deidades, como dioses del clan, dioses de la montaña, dioses del mar, etc. (Yanagita, 1975). Esta idea conduce a la gratitud a los antepasados (culto a los antepasados). Se cree que la gratitud hacia los antepasados y los familiares fallecidos, que a veces se observa entre los ancianos, está relacionada con el bienestar (Naito & Washizu, 2021). Por cierto, el budismo japonés también ha influido notablemente en las actitudes de los japoneses hacia el más allá y los rituales específicos para los muertos. Referencia: Eventos de Obon celebrados en varias partes de Japón (In Japanese). Nota: Se emitirá audio. Obon es un evento anual para dar gracias y servicios conmemorativos a los fallecidos (el período varía según la región, pero es principalmente del 13 al 16 de agosto o del 13 al 16 de julio). Durante este período, invitamos a nuestros antepasados a nuestros hogares y les ofrecemos servicios conmemorativos. Varios eventos de Obon se llevan a cabo como tradición en cada región de Japón. El destino del enlace es un sitio creado el 10 de agosto de 2016 como parte del archivo de la NHK "Tradición en cada región: el paisaje Obon de Japón", que describe varios eventos locales (consultado el 20 de septiembre de 2023). ・Tendencia a enfatizar los resultados de ser agradecido En tercer lugar, se tiende a hacer hincapié en las consecuencias de ser agradecido, además de ser una reacción a los beneficios recibidos. Hamuro (2000) explica paradójicamente el significado de la gratitud desde una perspectiva sintoísta de la siguiente manera (Hamuro, 2000, p.19). "No es porque se nos da la felicidad por lo que estamos agradecidos, sino porque estamos agradecidos de que se nos dé la felicidad" (Hamuro, 2000, p.19). Según Hamuro, la gratitud no completa un intercambio mutuo como acto compensatorio por un favor. En otras palabras, la gratitud no se considera una emoción o un acto realizado en respuesta a un favor concedido por otros, sino algo que tiene alguna función o poder. Ésta es también la idea central del concepto de gratitud orientado a la felicidad, que se analizará más adelante. ・Declaración ceremonial En cuarto lugar, la gratitud a la naturaleza y a los demás se expresa a menudo en rituales y costumbres, como las fiestas de grupo. En muchos santuarios se celebran ceremonias de agradecimiento a los dioses por la cosecha del año (por ejemplo, el Niinamesai en el santuario de Ise y los festivales de acción de gracias que se celebran en santuarios de todo el país). Como ya se ha mencionado, el sintoísmo no tiene un equivalente a las escrituras. El sintoísmo, al igual que otras religiones, incluye muchos rituales, y se cree que ciertas "enseñanzas" se han transmitido al pueblo a través de los rituales. Entonces, ¿de qué manera y en qué forma influyen los rituales en la mente de las personas? ¿Y cómo influyen en el modo en que las personas sienten y actúan frente a la naturaleza? Estas son cuestiones importantes a la hora de considerar el impacto social del sintoísmo. El ritual sintoísta de agradecimiento a la naturaleza se conoce como Kannamesai. El siguiente enlace muestra un vídeo de la ceremonia de degustación sintoísta en el santuario de Ise Jingu, creado por Ise Jingu. Festival Kanname en el Gran Santuario de Ise (Consultado el 11/01/2021) (In Japanese). Nota Se escuchará el sonido. Budismo - la idea de la gratitud Se dice que el budismo se originó en la India y se introdujo en Japón en el siglo VI a través de China y otros países. Desde entonces, el budismo ha ejercido una importante influencia en la mente japonesa durante un largo periodo de tiempo, con cambios en la cultura japonesa. En el ámbito de los estudios budistas, la atención parece haberse centrado en el concepto de "on (deuda)" más que en el de "gratitud" . A continuación, exploraremos lo que se ha considerado el concepto de "on" en el budismo y cómo se ha representado como una forma madura de ser consciente de on. Distinción entre conocer y devolver favores En el budismo se han desarrollado varios conceptos en torno a la ingratitud, entre los que se encuentran "conocer la ingratitud" y "recompensar la ingratitud". En la vida cotidiana, rara vez pensamos en ellas por separado, pero al considerar las dos fases de la beneficencia, podemos arrojar luz sobre un nuevo aspecto. Conocer la ingratitud(Chi-on ) Un aspecto de la beneficencia es conocer la beneficencia. Conocer la beneficencia está estrechamente relacionado con las enseñanzas fundamentales del budismo. Uno de los principios fundamentales del budismo es la teoría del karma. Se trata de la idea de que todo en este mundo se basa en la interdependencia y que hay que despertar a esta verdad. Está claro que esta idea incluye "conocer los favores recibidos de otros". D evolver un favor ( Hou-on ) ' Según el erudito budista Mibu (1975), hay palabras en los sutras que describen el pensamiento budista indio primitivo que corresponden al concepto de "conocer la ingratitud", pero no hay palabras que correspondan al concepto de "ho-on". La idea de gratitud se acentuó en el budismo Mahayana, que se estableció más tarde, y además, en China, donde se introdujo el budismo Mahayana, la idea de gratitud estaba firmemente establecida por las normas sociales de la época, a saber, las normas del emperador y sus súbditos y las relaciones intrafamiliares (Mibu, 1975: Nakamura, 1979). Devolver el favor como asceta a la iluminación La idea del "Hou-on" (devolución de favores) se introdujo en Japón y ha perdurado hasta nuestros días. Sin embargo, esto plantea un problema. La palabra "Hou-on" puede evocar imágenes de una devolución igual o mayor por un favor recibido. Sin embargo, es bastante difícil garantizar que este tipo de gratitud en este sentido sea totalmente recíproca en nuestra vida cotidiana. Esto se debe a que en nuestras vidas deben intervenir muchas personas, tanto vivas como inanimadas. Si incluimos los favores indirectos que recibimos, como los de nuestros benefactores y sus ulteriores benefactores, el alcance sería enorme. Si estamos obligados a devolver un favor, ¿no nos consumiremos en interminables devoluciones? Por lo tanto, no parece realista si por "retribución" entendemos que tenemos que devolver cada favor individual que hemos recibido. En respuesta a esta pregunta, el erudito budista Hiro (1987) explica lo siguiente. En primer lugar, Buda explica la importancia de saber que hemos recibido diversos beneficios. Lo que se exige entonces a las personas es una práctica llamada fusei. En pocas palabras, fusei consiste en hacer favores a los demás sin pedir nada a cambio. El acto de devolver favores se posiciona como una práctica para acercarse a la iluminación. De hecho, entender la gratitud como una práctica puede hacernos sentir un poco mejor en el sentido de que se nos deja a nuestra propia determinación. Sin embargo, no todos los problemas están resueltos. Queda la cuestión de cuál de los diversos beneficios es más importante. De hecho, en el budismo se han planteado diversas teorías a lo largo de la historia, como la teoría de los cuatro beneficios. Sin embargo, me gustaría dejar la discusión para otros. Niveles de gratitud ¿Cómo se considera que se desarrolla en el budismo la conciencia de beneficencia y gratitud en los individuos? He aquí un comentario de Machida (2009). Machida (2009) describe los niveles de gratitud. El primer nivel de gratitud es la gratitud ritual, en la que uno agradece los beneficios recibidos de la otra persona. Un nivel superior de gratitud es dar las gracias a cualquiera, por ejemplo, incluso a los enemigos. Y, por último, se da un estado de gratitud incluso por las calamidades. De este modo, el estado de gratitud cambia a medida que uno se acerca a la iluminación. A medida que uno se acerca al estado de iluminación, su visión del mundo cambia (conociendo el mundo de la auspiciosidad) y uno se vuelve consciente del mundo relacional más amplio en lugar de los beneficios personales. Con ello, la forma de la gratitud cambia, incluido el objeto de la gratitud. La distinción entre benefactores -y otros- también desaparece, y el objeto de la gratitud se dirige a todos los asuntos. PRECAUCIÓN Se emitirá sonido. Shushogi de Dogen, el fundador de la secta budista Soto (consultado el 27 de marzo de 2022) (In Japanese). Se trata de un libro de lectura de las Escrituras elaborado por el Centro Regional de Enseñanza de Tokai de la secta Soto. También puede disfrutar de los sutras por voz.Deberíamos estar agradecidos con el Buda por decirnos la verdad, y deberíamos devolverle su amabilidad. También predica que para devolver esa bondad, debemos esforzarnos en practicar todos los días. Suplemento --- El endeudamiento en el confucianismo El pensamiento religioso que ha influido en la cultura japonesa no se limita al sintoísmo y al budismo. El pensamiento confuciano, en particular, ha tenido un impacto significativo en la sociedad y la cultura japonesas. Según Michibata (1979), la palabra "On (deuda)" puede encontrarse fácilmente en las escrituras budistas, mientras que la palabra "On " no aparece muy a menudo en el 「Reiki」, uno de los clásicos confucianos. Sin embargo, en el 「Reiki」 está escrito que "On es Jin (Benevolencia)" Jin es un concepto central en el confucianismo y se refiere a la compasión entre las personas. Según Michibata (1979), la Jin comienza con la piedad filial entre padres e hijos, pero la piedad filial es inconcebible sin la On (deuda). En este sentido, se interpreta que On conduce a Jin . El confucianismo también considera que la ingratitud es una importante emoción humana básica. Implicaciones para la investigación sobre la gratitud En esta sección, hemos tomado el sintoísmo y el budismo como las dos religiones principales de Japón y hemos explorado el lugar que ocupa la gratitud en cada una de ellas. Como resultado, tenemos al menos las siguientes sugerencias para seguir debatiendo sobre la gratitud. Dos aspectos de la función de la gratitud La primera es la dualidad de que la gratitud es a la vez normativa y feliz. La gratitud es un concepto humano y normativo (las personas deben conocer la gratitud (budismo) y deben estar agradecidas a la naturaleza y a Dios (sintoísmo)). Por otro lado, se dice que la gratitud trae la felicidad a las personas (sintoísmo). En otras palabras, la gratitud tiene aspectos normativos y felices. La amplitud de los objetos de la gratitud Los objetos de la gratitud no se limitan a las personas. La gente ha sentido gratitud no sólo por las personas, sino también por diversas "cosas" y "objetos", como los dioses, los antepasados y la naturaleza. Entre "conocer" y "recompensar La distinción que hace el budismo entre conocer y devolver un favor indica que hay un importante elemento intermedio entre estos dos conceptos. La gratitud no es una respuesta automática y mecánica de "conocer un favor y dar un equivalente a cambio". Qué tipo de mente se crea y qué tipo de acción se realiza tras el conocimiento de un favor es una cuestión importante sobre la función de la gratitud. La gratitud cambia con el crecimiento En el budismo, la conciencia de gratitud cambia con una comprensión más profunda del mundo del karma. La gratitud cambia de forma a medida que crece la mente humana. En otras palabras, la gratitud tiene un importante aspecto de desarrollo o transformación. Literatura Hamuro,Y. (2000). The Heart of Shinto: Gratitude. Shunjusha Publishing. (in Japanese) Hiro,S. (1987). Fuboonchoujyou. Tokyo: Kodansha. Machida,S. (2009). On talking about Honen . NHK Publishing. (in Japanese) Matsunaga,Y. (1995). Reexamination of the four grace theories. Esoteric culture, No. 189, 1-26. Michibata,R. (1979). Confucian Ethics and Grace. Buddhist Thought Study Group ed., Buddhist Thought 4 :Grace . Kyoto: Heirakuji Bookstore, 131-148. (in Japanese) Mibu,T. (1975). The meaning of grace in Buddhism. Taishun Mibu ed. The theory of ethic in Buddhism and its' d evelopment. Daizo Publishing, 305-350. (in Japanese) Mizuno,K. (1972). Basic knowledge of Buddhist essential words. Shunjusha Publishing. Nakamura,H. (1979). Thought of Grace. Buddhist Thought Study Group ed., Buddhist Thought 4 Grace. Heirakuji Bookstore, 1-55. (in Japanese) Naito, T., Washizu, N. (2021). Gratitude to family and ancestors as the source for wellbeing in Japanese. Academia Letters, Article 2436. https://doi.org/10.20935/AL2436 Review by Shoko Watanabe and Yusho Miyasaka (1965). Japanese Classic Literature Series 71 Kukai Sangō Shiiki, Shoryoshu. pp.381-382. Iwanami Shoten. (in Japanese) Yanagita, K.(1975). Senzo no hanasi [Stories of ancestors] Tokyo: Chikuma Shobo. (in Japanese) La versión en español se termina aquí Hasta arriba Hasta arriba アンカー 2 アンカー 4 // Hasta arriba Hasta arriba Hasta arriba Hasta arriba . Texto de la fortuna. Dice: "Gracias por kami (naturaleza)" (29.12.2010, Santuario Omiwa) Hasta arriba アンカー 3 Hasta arriba Hasta arriba